荒川区周辺区でのコロナウィルスの発生と、その対応について。
おはようございます!
最近、猫の保護室を掃除していると三毛猫に蔑んだ目をされる宮本です。
世間は三連休真っ只中。
木曜日は荒川区内の中学校で卒業式が行われ、本来であれば私も参列して晴れの日を一緒にお祝いしたかったのですが、コロナウィルスの影響で来賓の参加は無しになってしまいましたので、来年の楽しみといたします!
卒業生の皆様、そしてご家族の皆様には、この場をお借りしてお祝い申し上げます。
本当におめでとうございます。
さて、昨夜、作業をしながらTwitterで情報収集をしていると、江戸川区議会議員の小林あすかさんのツイートが目に止まりました。
江戸川区でもコロナウィルスの感染者が発生したようで、荒川区の近隣自治体では足立区、江戸川区と続いています。
更に、お隣の北区でも、こまざき美紀北区議から情報発信がされていました。
この記事を書き進める前に述べておきたいのは、ネット上で感染者を特定しようとしたり、感染者の個人情報を拡散する行いは、不要な混乱を広げるだけの誰の利益にもならない行為であり、私は決して賛同しないということ。
もし荒川区で感染者が出た場合には、このような行為が発生しないように最大の配慮をしつつ、正しい情報を正しい方法で発信していくことが必要だと認識していることを申し伝えさせていただいた上で記事を続けます。
北区や江戸川区、そして足立区での感染者の公表を受けて、私が感じていること、そしてこの記事で伝えたいことはこれです。
先日、音喜多駿参議院議員が公立小学校の卒業式への保護者の参加をめぐり、23区内でも対応にばらつきがあることを指摘して、保護者の参加を認めていない北区に対しては改善を求めるという発言がありました。
結果的に、北区では保護者1名までの参列を認めることに変更がされたようですが、都内23区はコロナウィルスへの対応は統一した方が良いと強く感じるきっかけになりました。
卒業式への参列人数もそうですが、都内23区においては、あの区に出来て、うちの区には出来ないということを、区民の納得がいく形で説明することは難しいという事が根本にあります。
それであれば、23区は方針を統一した方がいい。
他の区が独自の判断で踏み込んだ対応を行えば、それを行わない区は批判され、それは次第に不信感に変わります。
江戸川区がコロナ感染者の公表を行ったことで、荒川区はもちろん、他の区でも「江戸川区は情報公開を行っているのに、なぜうちの区はやらない?」という声が必ず高まります。
誤解の無いよう申し上げますと、私は江戸川区の感染者公表に対する区の考えは、高く評価されるべきだと考えています。
正しい情報を区が積極的に出していくことで、噂やデマを完全否定できることの功績は大きいです。
足立区のように個人の特定などの混乱も確かにありますが、それはどこまでの情報を公表するかという議論に変えていくべきであって、それによって公表すること全てが混乱を招くと結論付けるのは軽率ではないでしょうか。
荒川区の対応については、以前の記事でも積極的な情報公開をしていくべきだと述べました。
そのことから、このままコロナウィルスが終息を迎えるまでに、荒川区が公表の必要性を審議しなければならないタイミングは何度かあると予想しています。
公表をしないまま終息を迎えれば、情報公開の必要性の議論も下火になっていくと思いますが、どこかでターニングポイントを迎えてもなお非公表を貫けば、いつかは綻びが出ると私は確信をしています。
それであれば江戸川区が踏み込んだ対応を行ったこのタイミングで、荒川区は公表の方針を今一度立ち止まって考え、本当に区民目線に立った基準であるのか、公表しないとすることが必ずしも最善なのかを再考していただきたいと思います。
これについては引き続き、区の方とも協議を続けていきます!
今日はこの辺りで。
ではっ!