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PRとはいったい何?さなざまな場所で活きるPRの可能性〜第4期広報・PRプランナー&PRライター養成講座第1回レポート〜

2020.03.19 01:00

新たな分野のスキルを身につけて仕事の幅や選択肢を広げたい!

そう思ったのがこの講座に興味を持ったきっかけでした。私は、今までライティングやPRに関する経験や知識がなかったのですが、PRの持つ可能性に興味を持ったので参加することに決めました。


「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」は、月1回の全6回、6か月かけてPRについて学び、実践していく講座です。第1回は、はじめて知ることや新たな発見ばかりで、参加者の方とコミュニケーションを取りながら進んで行く講座は、とても濃く、あっというまの4時間でした。

特に印象に残った部分を私、小川陽子がレポートします。


信頼を得て、よい関係づくりをしていくPRの考え方

まず、PRとは、すべてのステークホルダー(お客さま・社員・株主など自社に関わるすべての人)とよい関係を、1度だけでなく、中長期的に築いていく。その上でビジネスを発展させる、という考え方です。

また、PRを通して関係を築いていくうえで「ファンづくりをしていく」という表現していたのが印象的で、よい関係とはどういった関係なのか、イメージすることができました。


PRに携わる職業として、「いつ・だれに・どこで・何を・どのように伝えるかなどの戦略を考える」PRプランナーと、「PRプランナーの意図を汲んで、読者目線で求められる文章を作成する」PRライターがあります。

私は今まで、PRや広告、宣伝、広報などをどれも同じようなものに思っていたのですが、PRの歴史を知っていくと、それぞれに特徴がありました。

たとえば、メディアリレーションにおいて言うと、広告は「枠を購入し、その中で自分たちの伝えたいことをメインにして発信することができる」といった特徴があります。一方で、PRは「枠を購入するのではなく、第三者を挟み、よいと思ったものを取り上げてもらう」といった特徴がありました。


宣伝は「多くの人に、いかによく知ってもらうかに重きを置いた手法」のことです。

PRは、インターネットが普及する以前は、主にマスメディアを使う広報という言葉が使われていました。でも、時代の変化につれて、SNSやインターネットなども扱うPRという言葉が使われるようになってきたそうです。


私は今までPRに触れたことがなく、全く知らないと思っていました。けれど、普段の生活の中で、インターネットで検索をしたりSNSを見たり、オンラインのものだけではなく、本を読んだりイベントに参加したりと、なにげなく目にする、耳にする、ありとあらゆることにPRは関連していると知りました。とても身近にあったことに気づいたんです。


複業・フリーランス・他拠点や海外で働くなどにも、活かせるPRの可能性

PRの可能性について学んでいくなかで、「PRのスキルは、たとえPR プランナーやPRライターを仕事としなくても、現在の仕事や自分がやりたいと思うことに出会ったとき、どの分野にも活かすことができる」という言葉が印象に残りました。


PRライター・PRプランナーという仕事は、複業・フリーランス・他拠点や海外で働くなど、さまざまな働き方に対応することができるもの。

最近では、自分にあった働き方を考えるという機会が増えてきているので、働き方の点でも可能性を広げることができると思います。

また、現在では、地方でのPRへのニーズも高まってきているということで、自分の地元への貢献できる仕事のひとつにもなると思いました。


それぞれに合った活かし方ができるということに講座を受ける楽しさややりがいがあります。

一緒に講座に参加している方の中には「現在の仕事のなかで今まで意識していなかったことに気づくことができた」という声や、「転職を考えていて、今までは現在の職種の中だけで考えていたけれど、PRのスキルと組み合わせると転職の選択肢が広がりそう」といった声もありました。


第1回の講座を終えて

第1回を終えた時点でも、PRの考え方や歴史などを通して、今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができました。また、参加者の方々はさまざまな背景を持っていて、自分とは違った視点からの意見や発表を聞けるのが新鮮で楽しかったです。


しかし、それと同時に、自分で言葉にして伝える難しさも感じました。そこで、まずはどういったことが求められているのか、どういったものに惹かれたり良いと感じたりするのか、日々アンテナを張って情報を集めることを意識して生活しようと思いました。

これからの講座でより具体的に学び、実践の機会も増えていくということで、しっかりとスキルを身につけて、自分をレベルアップさせたいです。


(執筆:PRライター 小川陽子)