ロサンゼルス旅行記(2019)5日目:メトロリンクでシックスフラッグス・マジックマウンテンへ
ロサンゼルス旅行記(2019)4日目:Uverでナッツ・ベリー・ファームへ
の続きです
5日目はローラーコースターの聖地とも言われるシックスフラッグス・マジックマウンテンへ。個人的にはディズニーランドと並ぶ、いやそれ以上の憧れの地だ。アナハイムからの移動は、2日目にハリウッドからの帰り道に利用したメトロリンクとUverの合わせ技を使ってみた。もちろん、Uverだけで行った方が手っ取り早いのだけど、開園が12時とゆっくりなので、時間もあったし、焦らず向かうことにした。マジックマウンテンはロサンゼルスの市街地を挟んで、アナハイムの反対側にあるので、結構遠い。
まずは、2日目の夜に泣きそうになりながら歩いた道を遡っていく。この日は明るいのに霧が濃く、不思議な雰囲気だったが、朝の空気も相まって、前回歩いた道と同じとは思えないぐらい気持ち良かった。時間に余裕があったので、前回見たマクドナルドへ入って、朝マックもした。デジタルサイネージで注文して、番号札を持ってテーブルに座っていれば、店員が持ってきてくれる。外国人にもかなり優しいシステムだ。味も日本と全く同じで、安心感があった。
朝のアナハイムをひた歩く
霧に隠れるエンゼル・スタジアム
安心の朝マック
日本と全く同じ!
Anaheim駅からオレンジ・カウンティ線でUnion Stationへ向かい、そこでアンテロープ・バレー線に乗り換え、Newhall駅へ。あれだけ手間取った切符の購入も2回目ともなれば、慣れたもの。やはり客層も良かったので、思わず日本の電車のように寝そうになってしまったけど、ここはアメリカだと自分に言い聞かせて何とか耐えた。Newhall駅からはUverで10分ほど。路線バスもあるようだが、よくわからないのでパス。結局、Uverを使う羽目にはなるのだが、間に電車を挟むと、かなり節約になる。便利で快適なメトロリンクだが、運行本数がかなり少ないのは注意。日本の感覚で適当に駅に行ってもよほど運が良くないとうまくは乗れない。Newhall駅から逆方向の終電も夕方には終わってしまうので、帰り道には到底、使えないのが残念。
巨大なメトロリンクの車両
カッコいい!
シックスフラッグス・マジックマウンテンには全19種類のコースターがあり、ギネス世界記録にも登録されている。その名の通り、パーク全体が大きな山を取り囲むように作られている。サムライ・サミットと呼ばれる山の上のエリアへ行く道はまるで登山のようだった。
残念ながら、一番のお目当てだったスーパーマン:エスケープ・フロム・クリプトンはメンテナンスのため、運休。また、本来は2019年内にオープン予定だったウエスト・コースト・レーサーズが完成しておらず(その後、2020年1月にオープン)、さらに同じエリアに属するGCI製木製コースターのアポカリプス・ザ・ライドも運休。開園時間には一時運休の表記になっていたので、後にオープンすることを期待していたけど、山の上から見たら、エリア全体の道路整備をやっていたので、絶対に無理だと諦めた。さらに1つ、マジック・フライヤーは子供同伴でないと乗れないミニコースター。結局、それ以外の15のコースターに1日で乗ることができたのだが、はっきり言って1日で乗るには十分すぎるぐらい多かった。ここまでの旅の疲れもあって、午後からは首が痛くなってしまったほどだった。15のコースターの中でも、X2とツイステッド・コロッサスが特に良かった。それ以外は、全体的に少し古い印象。このパークは革新的なコースターをいち早く投入しているが故に、プロトタイプ的な立ち位置のコースターが多いのも、少し古さを感じる原因かもしれない。また、建物や看板などが汚れていたり、あまり良いと言えない状態のものも多く、全体的に古い感じを助長していた。その中でも、山の上から見ただけだが、新コースターのウエスト・コースト・レーサーズの輝きは眩しく、またここに戻ってきたいと思わせてくれた。
アイコニックなエントランス
19ものコースターが一堂に会する
まさに名前の通り、山にあるパーク
サムライ・サミットへの道は登山道のよう
メンテナンスで乗れなかったスーパーマン
絶対にリベンジしたい!
山の上から見たウエスト・コースト・レーサーズ
マジックマウンテンはコースターが有名だが、それ以外のライドも充実している。ジャスティスリーグのシューティングライドや世界最大級の垂直落下であるドロップ・オブ・ドューム、フリスビー型ライドのクラザニティなどのスリルライド、冬なので運休していたが、ウォーターライドも3種類あり、またバックスバニーをテーマにした子供向けのエリアもあって、見所は多い。今回は時間がなくて乗れなかったが、バイキングやダッジェムなどの伝統的なライドも沢山あって、楽しかった。また、クリスマス時期だったので、イルミネーションが綺麗だった。特にツイステッド・コロッサス周辺のスチームパンクをテーマにしたエリアの装飾が独創的で面白かった。
朝の間は空いてたが、金曜日だったことあり、夜になってから地元民らしき人たちがたくさん来て、混雑していた。焚き火でマシュマロを焼くコーナーがあったりと、テーマパークではなく、まさに遊園地という感じの良い雰囲気だった。
ここもイルミネーションが綺麗だった
スチームパンクなクリスマス
残念な点を挙げるなら、とにかく食事が酷いことだろう。マズイとか高いではなく、ほとんど開いていないのだ。閑散期だというのもわかるし、食べる時間があれば乗るのが優先だったので仕方ないのかもしれないが、あまりにも食べる場所が開いてなさすぎた。夕方になって余裕が出てきたので、クラザニティの横にあるスタンドが開いているのを覚えていたので、バーガーでも何でもとにかく買って食べようと向かった。かなりの列ができていたが、ここは我慢、と並ぼうとしたのだが、近づくとスタッフが声をかけてきた。「今日の受付は終了したんだ!」アメリカ人にしては本当に申し訳なさそうに謝ってくれたので、怒ったりはしなかったが、結局、モーテルに戻るまで何も食べられず、なかなか虚しい気分になってしまった。ディズニー裏のセブンイレブンでホットドッグを買って食べたのだけど、どうしてもう少し早く買わなかったんだ(完全にセルフ式なので、やり方がよくわからなくて様子を伺っていただけだが)と思ってしまったぐらい美味しかった。
帰りは前述の通り、メトロリンクがないので、Uver一択。今回の旅で一番の出費の100ドル越え!(泣)メトロを乗り継ぐ方法もあるけど、夜8時に乗るのは怖いし、さすがに疲れていたので、心で泣きながらも、迷いはしなかった。そして、Uverで初めて爆睡した。ちゃんとしたドライバーの人で本当に良かった。
5日目のセットリスト
ツイステッド・コロッサス
スクリーム
ゴライアス
リドラーズ・リベンジ
ゴールド・ラッシャー
タツ
ニンジャ
レボリューション
ヴァイパー
X2
X2
フルスロットル
ロードランナー・エクスプレス
バットマン・ザ・ライド
ドロップ・オブ・ドゥーム
ツイステッド・サイクロン
キャニオン・ブラスター
ホットロッド・レーサーズ
ジャスティス・リーグ
ツイステッド・コロッサス
クラザニティ
ツイステッド・コロッサス