KURO「RADIO NEXUS」3月18日放送後記
湯豆腐が好きです。
RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。
【年だからもう転べないのです。矢部さんはいいわね。まだまだ何度でも転べて】
(矢部太郎『大家さんと僕』)
東京新宿区のはずれの一軒家で、一階に住むおばあちゃん(大家さん)との、
ほのぼのとした日常を描いた作品です。矢部くんの朴訥とした人柄が随所に滲み出ています。
後で知ったことですが、矢部くんのお父さんも「やべみつのり」という絵本作家さんなんですね。
DNAを感じてしまいますが、これは矢部くんの実力と感受性の賜物ですね。
未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、
村上龍『55歳からのハローライフ』をお招きしました。
55歳ってセンチメンタルな数字ですよね。ハローワークではなく“ハローライフ”というのがいいです。
詳しくは書評サイト『シミルボン』にてアップしたので良かったら読んでみて下さい。
https://shimirubon.jp/columns/1699107
自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、
HIP HOPの名門レーベル、Def Jamの創始者ラッセル・シモンズをご紹介しました。
RUN DMCのRUNのお兄ちゃんです。84年に盟友リック・ルービンとレーベルを設立します。
白人と黒人の二人が手を組んだことが良かったと僕は思います。
そのおかげで幅広いリスナーに音楽を届けることができました。
例えば、RUN DMCがエアロスミスと『Walk This Way』を作ったのもそうですし、
白人のビースティ・ボーイズが発掘されました。
レコード盤にDef Jamとプリントされていれば、“間違いない”時代がありましたね。
今日のBから始まる『B-STYLE』は、Bachelorでした。
「Bachelor」という洋モノのエロ本雑誌の話をしました(笑)
高校の頃、留学を夢見て、それを熱心に読んでいた大谷くん。志が高かったな〜。
彼は、それを経て立派にロンドンに留学しました。
さて、次回放送は3/25(水)
(ディレイ放送は翌週の水曜日17時から!)
あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!
KURO
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