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[啓蟄]冬眠から目覚めるとき。旬の山菜で春の訪れを味わう。

2020.03.05 09:16

3月6日頃(2020年は3月5日)から春分までの期間。 

 啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。

菰(こも)はずし を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。
まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。

春雷がひときわ大きくなりやすい時季でもあります。八百屋さんの店先に山菜が並び始めます。
旬の食材で春の訪れを味わいましょう。
※実際に、動物や虫(種類によって違いますが)が冬眠から目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなってから、平均気温が10度以上になってからだそうです。

天気の良い日は、山菜採りに出かけましょう!

少し暖かくなってきて、自然の中で太陽の光を浴びながら山菜採りに出かけるのも良いですね!
たんぽぽ、つくしなどは近くの公園などでも手に入る場合があるので、食育の一環で子どもと一緒に探すのも良いですね。
自然の中でリフレッシュしたら、採った山菜はおいしく頂きましょう。

山菜は鮮度が命なので、食べ頃のものを食べられる分量だけ採りましょうね!
そして、下処理は帰宅後すぐに行いましょう。

山菜 種類別の下処理方法

コゴミ、ハマボウフウ、たらの芽、セリ、ギボウシ

鍋にたっぷりとお湯を沸かし、一つまみの塩を入れ、山菜を手早く茹でて冷水に採ります。

ウド、フキ、ヨモギ、つくし、たんぽぽ

↑の方法で塩茹でしたあとに、流水にさらします。苦味やエグ味を途中でチェック!
ウドとフキ、ヨモギが10分、つくしが1時間、たんぽぽなどは2時間流水にさらします。