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京都神社仏閣編 三鈷寺(2019年6月)

2020.03.21 09:08

場 所:西京区大原野石作町1323

拝 観:無休

拝観料:本堂・客殿入館料500円、境内は無料

拝観時間:9:00~16:30

JR向日町駅或いは阪急東向日町駅から阪急バスで善峯寺山門下車 徒歩約15分。

バス停「善峯寺」から少し坂道を下って戻ると、左手に阿智坂明神があります。「ここより徒歩約10分」と書かれた案内板がありますが、途中落ち葉が積もった急な登りの地道が続きますので(後半部分に写真あり)、隣の善峯寺の北門から行くことをお勧めします。

西山宗総本山で四宗兼学(天台・真言・律・浄土)、本尊は如法仏眼曼荼羅。

平安中期の長久3年(1042年)(諸説あり)に叡山の源算上人が庵を結んで往生院と号したのが始まりとされています。二祖観性から三祖慈円と続き、慈円から西山上人証空に譲られました。証空上人は念仏道場として発展させ、浄土宗西山派の拠点とし、背後の山の形態が仏具の三鈷の形に似ていることから「三鈷寺」と改めました。

応仁の乱の兵火により荒廃し、江戸時代の復興を経て、52代台龍上人が現在の寺観に整備しました。

善峯寺北門を出て道なりに進むと(2分ほど)、三鈷寺の山門前に出ます。

山門を潜ると右手に華台廟と本堂、左手に書院、正面に渡り廊下が見えます。

右手の華台廟側の景色

左手の書院側の景色

渡り廊下の左側に受付があります。

渡り廊下を潜るって入ると左側に小さな祠と手水鉢があり、その奥に土塀に囲まれた小さな庭があります。

右手には華台廟の拝殿と本堂があります。

本堂前からは土塀や生垣越しに、京都市内が一望出来ます。

本堂前から渡り廊下を潜り山門まで戻ります。

山門を出て右に曲がると急な下りの坂道があります。

坂を下って三鈷寺の方を振り返って見た景色。

暫く下ると二又に分かれます。左は車道、右手は舗装されていない地道になります。右手の地道を下ると阿智坂明神の方に行けます。

石畳を下りると阿智坂明神の祠の横にでます。

下のバス道から阿智坂明神を見た景色。

阿智坂明神から三鈷寺への登り口を見上げた景色。

2019年06月12日撮影。