友人がお手伝いに来てくれてカウンターの施工が進む
リノベーションのお手伝いであれば人が多い場所でリスクもほとんど無いですしね。
思いのほか作業を進めてくれて、本当にありがたかったです!
天気が良ければ土壁補修をお願いしたかったのですが、あいにくの曇天で雨も振りだしてしまったため、屋内作業をお願いする事に。
元、床の間だった空間に作ったドリンクバーコーナーのニス塗り(冒頭の写真)と、
カウンターの内側のボード貼りをお願いしました。
ここではカウンターについて少し書いていきます。
以前、カウンターの天板に使おうとしていた一枚板が反っていてダメかも・・・、と言うところで悩んでいるお話を少し書いたのですが、カウンターのボード貼りをお願いしたという事はそれなりに施工が進んできているわけです。
悩んでいても進まないという事で、一枚板を使う事をきっぱり諦めて、集成材を買ってきて天板を作ろうと考えています。
知り合いの建築士さんから、丸太を挽いてくれる材木屋さんを紹介してもらえる話もあるのですが、ちょっとコスト的に厳しそうですので、おそらく集成材のカウンターになるかと思います。
カウンター施工の様子を時系列でご紹介していきます。
元々このスペースは床の間でした。
この家には床の間が2か所ありまして1か所はドリンクバーコーナーに改造していて、ここがもう一つの床の間でした。こちらをカウンターに改造をしています。
奥に厨房空間が見えていますが、床の間だったときは背面に土壁があったものを解体して続いた空間になったものです。
写真はカウンターを作るスペースの床を仕上げている様子です。この位置にL字のカウンターを作っていきます。
根太を斜めに置いているのは、おふざけです。
こんな根太の貼り方をすると、ネジを打つ場所に困るので真似してはいけません。
これは「こんな感じでカウンターを作ろうかなぁ」と、イメージで借り置きしている状態です。
イスを置いてみたりしてイメージを確かめます。
借り置きしてあるのが、利用をあきらめた欅の一枚板ですね。めちゃくちゃ重くて借り置きするのに凄く苦労します。
あと、分かりづらいですが、カウンターの奥に柱が一本立っています。古材の栗材を立てました。
カウンターの隅を固定するために丈夫な柱を立てました。
右手奥には、新たに立てた栗の柱を基にして、カウンターの客席空間と厨房を区切るための間仕切りが出来ています。
カウンターには皿を乗せたりするための天板?も必要になりますよね。こんな感じかなと。
続いて間柱材を使ってカウンターの骨組みを作っています。
天板替わりの床材を借り置きしてイメージとか強度などを都度確かめながら作業を進めます。
間仕切り作りは結構慣れてきたつもりでしたが、カウンターについては少し勝手が違いましたね。
というのは、普通の間仕切りの場合、床と天井にぴったりの柱を立てて、枠を固めてから壁を作っていけるのですが、カウンターの場合は天井まで伸びる柱を何本も建てるわけにはいきませんからね。奥に建てた栗の柱が必要だったのはこのためです。
と、だいたいこんな感じでカウンターの骨組み完了。
ここから、先日お手伝いに来てもらった友人と息子さんの作業の様子です。
ボードのカット、貼り付け、繋ぎ目のパテ塗りまでやってもらいました。
この様子はカウンターの内側からの写真です。
友人親子は、ボード貼りなんて初めての作業のはずなのに結構器用に進めてくれて、半日の作業ながら、カウンター内側のボード貼りと、つなぎ目のパテ塗りまで済ませてくれました。
このボードは、後日汚れに強い白ペンキ(以前紹介したもの)を塗って仕上げるつもりです。
貼り終わった後、カウンターの外側から見た様子です。
ボードにより空間が区切られました。
一時的に床材を使って天板もどきを設置して雰囲気をだしてみました。
L字の角の部分は床材の長さ不足で繋がっていませんが、本番の集成材を使う時にはL字に繋がった形で仕上げるつもりです。
もうこれでいいんじゃないかってくらい立派なカウンターだと思います!
カウンター外側の面は、杉の野地板で仕上げるか、または羽目板を買ってきて仕上げるかなぁ、と思っています。
そうそう、悩みの種だったカウンター天板に使おうと思っていた欅の板をベンチにしてみました。
これは手伝いに来てくれた友人の発案で、即採用となりました。
一枚板は天板に使う事に固執していてベンチにするという発想は無かったんですよ。
人と相談することって大事ですね。本当にありがたい。
まあ実際は、カウンターの椅子がベンチだとお客さんがベンチを跨いで席に着かなくてはいけなくなるので、このままでは使えません。
厚さ60mm、幅300mm、長さ2700mmの立派な材なのですが、もったいないけど半分にカットして4人席用のベンチにしようかと思っています。
最後にもう一度、お手伝いに来てくれた3人ありがとう!
また時間があれば是非手伝いに来てね!!
今回はここまで。