頭痛薬を服用し過ぎていませんか?
頭痛薬、鎮痛薬などの市販薬を使用している方も多いと思いますが、良くない使い方として、症状がまだ出ていないが「痛くなりそうだから」とそこまで酷くないのに使う場合です
酷い頭痛になると仕事も集中出来ず、日常生活がままならないほど辛くなります
痛みは不快感だけでなく意欲の低下や不安感も産み出します
臨床でも治療開始前によく服用していたという方は多いです
ただ可能なかぎり距離をおいた方がよい薬です
なぜなら頭痛薬は脳に作用する薬なので言い換えると精神薬と言っても過言ではありません
最初は少ない量で済んでいたのが次第にその量では効かなくなり量を増やさないと効果が出ないような錯覚に陥ります
また「持っていないと不安だから」とお守り変わりに持ち歩く方もいますし、頭痛もちだからと諦めている方もいらっしゃいます
脳は耐性という働きで薬に慣れて行く仕組みを持っています
つまり効き目が落ちるという作用です
また、多様し過ぎると血管の収縮や弛緩に関わる自律神経のバランスが乱れ、かえって治るどころか症状を強めてしまいます
薬を止めてみても直ぐに頭痛は消える訳ではありません、むしろ以前よりきつく感じるかもしれません
頭痛の苦しさから逃れる為には薬を断薬しながら生活習慣を変え(規則正しい生活リズム、バランスの良い食生活、運動習慣、入浴習慣、サウナなど)、体質改善を図っていく必要があります
山を越えると楽になっていきます
まず薬から距離を置くために痛みを主観的に10段階で評価してみましょう
例えば
・1~3は全く問題ない範囲と認識する
・4~6薬は服用せず、呼吸を深くし、可能な範囲でいつも通りの行動をします。
(ゆっくりとした深い呼吸で自律神経のバランスが整います。3秒以上の長さで、すって、はいてを行います。痛い時は呼吸に目を向けて下さい)
・7は出来るだけ休息のサインと捉え早く帰宅し早く就寝
8以上の痛みは用量を守って鎮痛薬を使う
などです
痛みを正しく認知し少しでも離していくようにします
また、頭痛もちの方に多いのは副交感神経が優位な方が多く、運動習慣がなく筋力低下傾向にある方です。
はっきりと解っていない所もあるようですが自律神経系では副交感神経が血管を広げる作用があるため、細胞が膨らみ神経を圧迫し痛むと言われていて、交感神経が低くいと血管の収縮力が弱いので、血圧が上がりにくく朝も起きづらいと訴える方も多いです
朝に熱めのシャワーを浴び体温を上げ交感神経を高める工夫をしたり、カフェインで交感神経を上げる事も出来ます(飲み過ぎ×)
自律神経のバランスが整うと、本来持っている血管を緩める所、縮める所が適正に自動調整され状況や環境に応じ反応出来るようになります
自律神経のバランスを整える為には
・質のよい睡眠、特に起床時間の一定化が大切
(休日に寝すぎるのはかえって質を下げます)
・適度な運動習慣と筋力アップ
・身体を冷やし過ぎない(環境調整)
・バランスの良い食事
(たんぱく質、海藻類、豆類、緑黄色野菜、淡色野菜、発酵食品中心の食生活)
・可能なかぎり生活リズムを一定にする
・ストレスの対処方法は健康的な方法を選択する
(過度な飲酒や夜更かし、好きなだけ寝て過ごすなどは一時的な対処になっても、継続するにはリスクがあります)
が基本になります
その他、風邪薬、咳止め薬の多様も同様です
痛みなど症状を注意サインと捉えて休息をする事が大切です
薬を使って自分に鞭を打ち、脳や身体に負荷をかける習慣は長い目で観ると心身をボロボロにしていきます
もっと言うと自分生き方や価値基準を見直さないと行けないサインかもしれません
薬に頼らない人生もあります
陰ながら応援しています