人は誰からも傷つけられることはない　-怒りの種-

人は誰からも傷つけられることはない。

数年前これを聞いた時、頭の中でハテナ？が飛びました。

実際問題傷つけられてるし、傷つけられることが起きてるし、どうして？と。

みなさんもそう思いませんか？

こころのファシリテーター　キタハタトモエです。

学生時代にいじめにあったりしていたので、傷つけられてきたし、悲しい思いもしてきました。

夫からも、ことあるごとに怒られていて傷ついてましたし、いつも私のすること言うことは否定的で、できなくて、ダメな自分を責めることは日常茶飯事でした(笑)

でも、やっぱり自分が可愛いので「人のせい」にしていたんです。

結婚して自由がないのは、義父母と夫のせいだ！

傷つけられたら、○○のせいだ！

私が不幸なのは、父と母が病気ばかりするからだ！

と(笑)

でもね、夫と向き合い始めて気が付きました。

夫は怒ってる。

けど、本人は怒ってないと言う。

今まで「確認」をしてませんでした。

私の目に映るまま、感じるまま解釈をしていたのです。

夫は怒っていると。

優しくされても、優しくされたと思わなければ、優しいとは思いません。

愛されていても、愛されていると思わなければ、愛されていると思いません。

全て自分なんですね。

自分の中の思い込み(前提)です。

以前こんなことがありました。

居酒屋で飲んでいた時のこと。

とある話になったときに、夫が怒り始めました。

久しぶりに罵倒されました。

私の欠点と思われることを１つ、１つ挙げられて「だから！お前は！！」と。

でも、私は夫があげる私の欠点を欠点と思っていないので、「へぇーーーー」って聞いてたんです。

ええ、何も反論しないで、ふつーに「ほぉーーー、よく私の欠点こんなに並べられるよね」って感じで(笑)

そうしたら、夫はどんどんエキサイティングしてきて、まぁぶちぎれている感じですねぇ。

あまり自分の声が大きくなりすぎたのを感じたのか「もう出よう！」と言い店を出たのはいいのですが、１人でスタスタ帰っていきました(笑)

よっぽど腹が立ってたんでしょうねぇ。

と、他人事なんですけど。

何が私の中で起きてたかというと、

「怒られた」と思っていなかったんです。

「私のこと思って言ってるんだよね。ありがたいねぇ。でも言うこと聞かないけど」

あとは、「この人何に怒ってるんだろうねぇ。怒りたいんだよねぇ。怒らせてあげよう。」みたいな(笑)

怒られていると思ってないので、怒られていませんし、それによって嫌な感情もわかない。

傷つけられもしない。

おそらく私を傷つけることでコントロールをしようとしてたんだけど。

傷つけられたと思わなければ、傷つけられない。

また、傷つけるつもりがなくても相手が勝手に傷つく場合もありますね。

どちらにしても、受け取り側次第です。

受け取るあなたがどんな思い込み(前提)があるのか。

それだけです。

内側(あり方、思い込み、前提)が外側(現実）になる。

それだけですね。

さて、梅雨の晴れ間も今日までみたいですよ。

よい一日をお過ごしくださいね。

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