学生生活をふりかえる

2020.03.23 12:41

高校生の頃の私は特別にうまくもなくへたでもなく

継続は力なり、と信じて毎日こつこつ絵を描く人だったと思う。

ほどほどに勉強もして、

大学には推薦で進学したくて

ほどほどにまじめに過ごしていたと思う。

中学生の頃は、なかなか進学先を決められなくて

みんなどうやって志望校を決めているのか本当に不思議だった。

ようやく義務教育が終わるのに、

行きたい理由がないなら行かないと言って親と喧嘩したり

美術が勉強できる学校なら行きたいと言って

そんなこともっと年をとってからやればいいとか、

飽きたらどうするのかとか言われたこともあった。

飽きることはない。きっとこの先もずっとない。

美術の授業が沢山ある私立の高校進学を許してもらって

同じように描くことが好きな子と沢山出会って

たのしかったり辛かったりしたけれど

尊敬できる先生たちに支えられて、

なんだかんだで両親にも応援されて

年をとってから始めるのではなくて、

高校生の時にはじめたから良かったことが私にはあったと思う。

社会人になってから

デッサンすることがほとんどなくて

最後に紙を買ったのはいつのことだったろうかと考えた。

【らしさ、素直さ、新鮮さ】

ただひたすらまっすぐだったころを思い出して

春になったらでデッサンしよう。