BOOK「日本の約束」著者:矢作直樹(やはぎ)、長堀 優(ゆたか)、濁川 孝志(にごりかわ たかし) 世界調和への羅針盤
2020.03.25 13:18
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◉霊性に根差した行き方/長堀 優(ゆたか)
分かち合いと感謝の心で行動する人が増えれば、周りが変わり必ず社会も変わることでしょう。
なにより大切なことは、自分がワクワクし、他人も喜んでくれることは何かをもう一度考えてみること、もし思いついたら俗世のしがらみなど気にせず思い切って実践することです。かけがえのない我が人生を、喜びと共に思い切り生き抜くことができれば、誰もが輝けるのです。よく生きるイコールよく死ぬことです。充実した人生を過ごすことができれば、いざという時も後悔なく潔く旅立てるでしょう。そんな人生を多くの人が送れるようになったら、必ずや、現世の涅槃が実現されることと思います。
日本に、そして世界に、希望に満ちた未来が訪れることを、私は心より願っています。
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◉おわりに
矢作直樹(やはぎ)
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わが国は「天皇のしろしめす国」、つまり天皇を国民の要として皆が調和し相和して暮らすことを旨とする国でした。
一方、今の世界は「うしはく」、つまり統治者と統治される者たちと述べて力による二項対立の構造です。
2020/03/25