もっと慮られる人になりたい、仕事をしたい
皆さん、こんばんは。本日LAUKIKAは営業日ではありませんが、今月の頒布会『ガトー.シーランカ』の準備、生産、梱包、発送を行なっておりました(更にお二人はそれ以外の仕事もしておりました)。私は一つ一つの作業に確認が必要な為、どうしてもその都度お二人の手を止めてしまいます。こんな時、いゃー、今まで商品を受け取ったり食べたり、受け取ったり、受け取ったり、食べたりする時に、生産されたお菓子がどの様に包まれ、細かな配慮で梱包され私の手元に来ていたかをもっと察して学んでおけばよかったなぁ、と思ってしまいます。そんな今日この頃。皆さんは当たり前に思って見逃してしまいそうな事を機敏に感じ取れる思慮深さ、どう養っていますか。私は本業を少し離れてLAUKIKAで微々たる手伝いをしていますが、自分が当たり前に分かっているつもりでいたことが、どれほど一部で分かっていなかったかと最近とても気付かされます。例えば初期から参加している頒布会で考えてみると。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①頒布会の案内(計画)
②受け渡し日の決定、支払い
③包装、梱包されたおかしの受け渡し
④あーおいしい!幸せな!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しか見えていませんでした。
ただ、考えると見えてはいないけれど人間として備わった妄想力、想像力でなんとかそれ以上のことがあるとは察していました。
(以下、想像は片カッコ表記)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1)案内文書のPC作成(企画、写真撮影)
①頒布会の案内
2)受付、集計
②受け渡し日の決定、支払い
3)おかしの生産
③包装、梱包されたおかしの受け渡し
④あーおいしい!幸せな!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その他にも日常的なおかしの生産、営業、事務作業を2人で行うのは大変だろうな、と分かったフリでいました。
が、しかし、実際に中に入り仕事の一部を見ると自分の慮る力の未熟さを感じずにはいられませんでした。
改めて仕事を端からみていると、見ればわかるけど分かっていなかった(伝わりますか?)ことが沢山ありました。以下に簡単ですが書いてみます(更に追加を●にします)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●安全とおいしさの視点で、その時に手に入る食材の目処を立てる
●その食材でおいしく楽しめる頒布会内容の計画
1)案内文書のPC作成(企画、写真撮影)
①頒布会の案内
2)受付、集計
●電話、FAX、メール、書面、その他SNS経由での申し込み確認と集計(受注発送ミス、生産計画、会計手続きなど注意しながら)
②受け渡し日の決定、支払い
●商品発注、到着に合わせて丁寧な下準備、おかしの試行錯誤(ここ、一発だと思いっちゃいますよね)
3)おかしの生産
●おいしく食べられる方法のお手紙作成
●原材料や成分表示シールの作成、印刷、貼り付け
●発送タイミング調整
●発送の準備(適した段ボールや緩衝材の使用方法、包装方法の選定)
●段ボール組み立て、おかしが破損しない様に慎重に梱包、かつ梱包中も温度管理、発送伝票の作成、集荷依頼や店舗まで持ち込み
③包装、梱包されたおかしの受け渡し
④あーおいしい!幸せな!
●全て店頭営業、生産と並行…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いやー、おみそれしました。お二人、倒れないでくださいね。
ただ、しかもこれも私が知ったつもりでいる一部なんですよね、きっと。
こういうのを考えると、もっと慮りながらお金というもの以上の感謝というか、なんというか、心持ちをしないといけないなと思うんです。そしてこれはLAUKIKAだけが大変という話ではなくて、きっと日常生活を営む上で色々なところで発生しているけど、私が気付けていないだけなんでしょうね。例えば今ならドラッグストア、イベント運営のあれやこれ、まぁ本当に様々なこと。いやー、違いの分かる人になりたいですよね。ダバダ〜ダ〜バ〜 ダバダ~バダバ〜♪うん、日々勉強です。
そして付随してふと思い、これを私の本業に当てはめてみました。何にでも提供する側と受ける側の理解の差っていうのがやはりありまして。些細な不満を減らして満足度を上げるには、どちらも相互に理解を深める事が一番なんでしょうけど、今回の様にやっぱりそれってただ生活しているだけでは個人の察する力に掛かってしまうんです、きっと。だからそれを橋渡しする人やコンテンツがあれば、何かが少しでも変わるのかなって思ってみたんです。というか、私の本業のことを知らない皆さんには何のことかわからないと思うんですが、私、そこら辺の橋渡しの仕事をしてみようかなと思っています。なので、応援して下さい。よく分からなくても心で応援して下さい!いやー、今日の雑記。本当に雑記ですね。以上!
※慮る(おもんぱか−る)=1.よくよく考える。熟慮する。2.はかりごとを立てる。
tot(後ろの音楽:折坂悠太)