ふくろうカイロプラクティック

産後の腱鞘炎

2016.05.11 00:51


産後に起こりやすいトラブルの一つが腱鞘炎です。


原因は、手の使い過ぎによって痛みを感じるようになります。


特に女性の場合は、男性より筋肉の量が少ないために

力仕事となると手にはかなりの負担がかかってしまいます。


産後は、筋力が低下していますのでリスクも高まります。


これが1~2回だけであればさほど問題ないのですが、

赤ちゃんを抱っこしたり、授乳、添い乳、寝かしつける時に手枕など

あとは、料理で包丁を使ったり、洗濯物を干したり・・・


このような動作を繰り返し行っているようであれば

手を酷使しているために腱鞘炎になりやすいと考えられます。


意外と腱鞘炎の痛みを我慢されてて

「そのうち治るわ」な~んて軽く考えて

使い続けている方が多いのではないでしょうか。


痛みはあるけど

家族のためにやるべきことをやらないといけないママさん

休むこともなく我慢して

使い続けなればいけない状況になりますよね。


しかし、腱鞘炎は使えば使うほど悪化するものです。


痛みを我慢して使い続けているということは、

傷口がふさがる前に傷口を広げていることと同じこと。

いつまでも改善することは困難になります。


「いつか治るだろう・・・」と腱鞘炎を軽視していると

肘の痛みや肩の痛み、首の痛みが起こるリスクが高まります。


さらに酷くなると頭痛などにも進行することもあります。


これは痛みをかばうことで

他の部分で代償して動作を行うからです。


もし、腱鞘炎の痛みを感じたらどうすれば良いか?


まずは、氷水などで患部を冷やすことも必要です。

手首のサポーターを使用してあげるのも痛みの軽減につながります。


手首の痛みは

怪我や腱鞘炎だけでなく、腫瘍などの病気の可能性もあります。


まずは、整形外科へ受診してください。


カイロプラクティック的には、

背骨と骨盤の状態を確認し、矯正をします。

もう少し細かく、肩甲骨や肘、手首の関節などの動きをチェック

痛みが出る動作を確認しながら原因となる箇所を矯正していきます。


必要であれば、アイシングやテーピング固定を施します。


もし、腱鞘炎を我慢して使い続けているのであれば

1日でも早く改善されることをお勧めします。