DADA CuBiC Official Blog

「シンプル」にコダワリをミックスします。

2020.04.03 02:10

細部に髪は宿る。いえ。神は宿る。

シンプルなものにも細部までこだわります

これ、カラーリストの仕事です!


こんにちはトップカラーリストの尾上です

今日は雑誌oggi オジェンヌモデルの美人さんのカラーリングを分析してみました!

1ヶ月すこし前にカラーリングしたあと

褪色する過程も美しく!

これも薬剤設定によってちがってきます。

(いつも可愛いなぁ〜と癒されます😊)

まず、彼女の地毛は人より明るくなりやすいので二剤のオキシを通常より

1/3

のパワーを落として根元を塗布します。

なぜパワーを落とす必要があるかというと

1ヶ月後、2ヶ月後と褪色してくるときの度合いが人によって違うからなのです。


「色が抜けると黄色っぽく明るくなるんです!」

っていうお悩みの方いますよね???

そして、毛先に塗布するカラー剤は根元の薬剤の

1/10

のアルカリ量の微アルカリカラー剤を使用して、脱色力を最大限に落とします。

これも色持ちの良いきれいな髪の毛を持続させるカラーリングの秘訣なんです。


そもそも、どんな色が重なってカラーリングは仕上がっているのでしょうか。

知りたいですね!


今回使用したカラー剤を次の2色の毛束で染めてみました。


白い毛束は色そのものがわかり、ハイトーンの毛束は毛束の黄色味とカラー剤の色が重なります。

色をのせるとこのように発色します。

使った薬剤はモノトーンとブルーアッシュにブルーバイオレットを少々ミックスし、柔らかく黄みをおさえながら艶をだしてくれるような仕上がりにしています。

どのような明るさの髪の毛に色をのせるのかで仕上がりの色は全然違ってきます!


だから、1人、1人、薬剤のミックスの仕方は違ってきます。奥が深いんです。


施術前の色にのせると仕上がりはこんな感じ!艶々です。

ナチュラルでシンプルなカラーリングでも

こだわりはたくさん込められていますよ!


「色持ちが全然違います!」
「はじめてカラーリングして人に褒められました!」

とか、嬉しい言葉をたくさん頂いています!  


シンプルなカラーも明るさや、ちょっとした色味の変化で印象を変える事ができます。

是非、カラーリストにどんどん相談してください!!


いつもありがとうございます😊

インスタグラム是非、見てみてください!