落第忍者乱太郎 (14) 感想
こんにちは~~。
こんなに春めいた良い日もあるのに、気分が滅入ることが多いですね。
個人的にも最近ものすご~~~く落ち込むことがあって、凹んでます(´;ω;`)ウッ…
はああああああああ。
どこを向いてもしんどいので、今日は朝からpixvを徘徊&供給してなんとか息を吹き返し…www
「萌え」は良いな(*´ω`*)
気が重くてしょうがなかったのに、一瞬で笑顔になってしまう無限のパワーを感じます(笑)
人生、そんなに生きてはいないけれど、「やばい」と思うときほど好きなものに救われています。
こんなときだからこそ、自分を笑顔にしてくれる何かを持っているべき。
というわけで、今回は14巻に行きましょうか。
さああ!
今回ははっちゃけますぞ!私的おすすめ巻(*´Д`)
特に団蔵推しは読んでください!!
第一章 カベに耳あり障子にメアリー
新学期から始まる忍術学園。
しかし、団蔵だけが登校していません。
「あいつが遅刻するなんて…」
と皆が思っているところで、山田先生から
「団蔵の村がたいへんなことになっておるのだ」
という知らせが。
加藤村あああああああ!!!何があったああああああ!
例によって、一年は組は皆で様子を見に行こう!とこっそり学園を抜け出します。
この頃はまだ小松田さんがいなくて出入りは比較的自由なのかwww
でもまあ、もちろん先生にはお見通しなわけで…↓
念のため水路を辿って、足取りが分からないようにしよう、とけっこう頭を働かせて抜け出したにも関わらず、土井先生はお見通し!
どうも、今回はドクタケ城と馬借(団蔵の村)がいくさをしているということです。
ここで、初めて団蔵が馬借の親方の息子であることが分かりました。
馬術の成績が良い団蔵の図が可愛い(*^^*)
第2章 鼻水垂れたら関所を越えた
団蔵の村の危機に、学園長は忍術学園の総力をかけて挑む!と、一年は組を送り出します。
いいね、なんか劇場版っぽくなってきた!!笑
個人的見解ですが、
室町末期、既に貴族の力は衰え、血筋のある武士だけが活躍する時代ではありません。力さえあれば身分や血筋がなくとも立ち上がれる、自由だけれども争いの絶えない戦国時代ですね。それは民間の人々にも当てはまります。例えば商人や馬借など、果てはただの庶民すらも、自治・連帯意識が高まり、立ち上がるだけの力を持つようになります。
そんな中、忍術学園は間違いなく、貴族でも武士でもなく、民間人たちに肩入れする組織だと思ってます。生徒も入学金払えば誰でも入れるほど門戸を広げてますしね。
学園長先生、熱いっす!!( ;∀;)
というわけで、一年は組。
忍者らしく変装組と潜入組に分かれて活動を開始します。
きりちゃんは変装組で女児に化けてます。可愛い…(●´ϖ`●)
第3章 合いことばなんか大っきらい
団蔵ときり丸、可愛すぎじゃない????、(*´艸`*)
第4章 横槍入れた八方斎
第5章 敵の中は味方でいっぱい?!
話は進んで、、
結局ドクタケとの衝突にまで進んでしまうストーリー。
潜入していた乱太郎、きり丸も、八方斎の出現であっさり見破られ、捕まってしまいます。
そこへやってきたドクタケ忍者が…↓
あれええええ!!見た事ある髪型あああああ(*゚∀゚)
しかも、
「ナワぬけの術はどうした乱太郎」
って…!先生ばりのセリフが!!wwwかっこええ滝ちゃん。
そしてその隣に陣取る、この頃はよくつるんで行動していた三郎次!
いや、でも二年生も潜入するんだぁぁ、、すげーな(;・∀・)とひたすらに感心もしました。
第6章 山彦の谷入りだあー
ついに加藤村での衝突が始まり、攻撃がバンバン降ってくる緊迫した状態に。
ドクタケはいよいよ乗り込んできそうです!そんな事態に土井先生は…
「便所に行きたい者は今のうちに行っておくこと!!」
という安定のボケ(ボケなのか?)に皆ずっこけます(笑)
さらに「は組」メンバーはそれを受けて何故か乱太郎に向かって「紙(便所紙)くれ」と言いにくるんですが、その理由は↓
「乱ちゃんは保健委員なんだもん」
という発言が。
あああ、ここもさらりと読み飛ばしていたけど保健委員設定が生きてますね!!
ちなみに、このときはまだ他のメンバーがどの委員なのかは不明です、、
そして、いつものあの人もさらりと登場!
利吉くん!
下ぶくれなおっとり顔に化けていたけれど、この人はどんな顔になってもかっこいい。
というわけで、
ドンパチが始まっても先生方は余裕の顔をして「トイレに行っとけ」とか言う理由が明らかになってきましたね。
つまり、味方が多数敵方に潜入していたわけです(^^)
さらに潜入してる先輩方のやりとり。すごく面白いので二枚目投下↓
ちなみに、滝夜叉丸の砲撃は本当に正確らしく、砲弾の跡を見た山田先生には
「うーむ、この正確な砲撃は、滝夜叉丸のしわざだな」
と見抜かれてます。
第7章 おカネ一番勝ち負け二番
一件落着、怪我人もでず、にこやかに加藤村を後にする忍術学園御一行。
しかし、当の本人である団蔵は、戦の後片付けや後処理でまだ忙しそうです。
若だんなー、若だんなーと皆から呼ばれる姿あり。
そして、
被害がほとんどなかった加藤村を去るときにきり丸がぼそっと言うのです。
「加藤村か…堀に囲まれてたおかげで助かったよなぁ」
しんべヱが「それがどうかしたの?きり丸」と聞くと、
「ああいう堀があったら……俺の村も焼かれずに済んだろうに…と思ってさ」
きりちゃん…。゚(゚´Д`゚)゚。飄々と言ってのけるところがさらに泣けます。
この当時、戦に村が巻き込まれるというのは多かったのでしょう。
武器も持たず、ただ平和に暮らしたいだけの人は容赦なく踏みにじられる時代だったのだなぁ、と痛感しますね…
だからこそ、当時、力をつけてきた馬借という運送業を営む人々は自衛のために武装をしており、「馬借一揆」なる武力蜂起も起こしています。その土地を支配する権力者にとっては侮れない勢力へとなっていくわけですね。
学園長はそんな力を持ってきた者たちの子息を忍術学園の生徒として持ち、彼らと共闘するというストーリーが度々作中であります。
深いよねぇ(●´ϖ`●)
第8章 何より不潔が特効薬
わはは。来ますぞ初登場。
ろおおおおおおおおおおお!!!!!
ろ組。初登場です!
しかも初登場は怪士丸(あやかしまる)と孫次郎(まごじろう)とは思わなんだ…
斜堂 影麿(しゃどう かげまろ)先生の神経質のおかげで授業がなかなか進まないという、ろ組。
は組の皆はそれを憐れんで(自分たちの立場を顧みず同情)手助けをすることに。
ていうか、は組のはちゃめちゃっぷりと不潔さを思う存分斜堂先生に見せつけた結果、
ろ組の伏木蔵、平太も含めて全員集合です( ;∀;)
意味もなくうれしい。
さらにこのときは実名が明かされておりません。一体いつ、実名が明かされるのか…乞うご期待…!!
というわけで、14巻の感想を終えますが、14巻にはまたもや「落・乱」もっと知りたいQ&Aコーナーがあります(^^)
キャラ設定についても公開されていますので、興味のある方は読んでみてください。