久しぶり、本の話 読むタイミングも出会い
2020.03.26 18:58
「普通」を取り戻そうとしても、「普通」は常に変化する。
去年の普通と来年の普通は全然違う。
普通を目指す限り、普通に追いつけない。
普通のことを忘れろ。
普通を目指したければ未来を目指し普通を創れ。
友人から勧められた一冊。
ゆっくりゆっくり、読んだ。
今読むのに、ちょうどいいタイミングの一冊でした。
人が不安を感じる根本的な原因は何か。
今まで当たり前だと思っていたことやできたことが
できなくなっていくこと。
本では、高齢化や、病気、怪我と触れていたけれど
今まさにそういうこと。
読む時期で捉え方が変わり、感じ方も変わる。
今、手に取れてよかった。
自分アップデート。
体が資本から心が資本の時代へ。
健康だけど、心が疲れているのは情報過多のせい。
読み進むうちに思い出した。
このOriHimeというロボット。
人口知能AIじゃなく、人が遠隔操作するロボット。
そのロボットの実用化に向けたcafeでの実験。
人生100年時代というけれど
私が生きてきた日常も、波乱万丈ではなく、いろんなことがあって
今が普通じゃないけれど、普通って何?と気付かされたのが冒頭のことば。
今回の騒動が、新しい普通、新しい未来を作る。
昨日までの普通にはもう戻れない。
希望は一緒につくろう。
そして未来を楽しもう。
コロナ疲れ、コロナ慣れ、という言葉。
踊らされることなく、つきあっていかないと。
収束も終息も、私たち自身の行動にかかっている。
適度な備蓄。
密閉、密集、密接を避ける日常。
ちいさく経済を回す意識。
よく寝て、よく食べて、よく笑う。
心掛けたいのは、こんなささいなことだったりする。
誰かと会って話す時間、一冊の本、美味しい珈琲。
私を彩るひとときも大事にしよう。