特殊技術とは?
特殊技術だから真似できないと言われたりします。
そんなことないだろうと思っています。
自分も全く何もできないところからやってきたことですし、キチンと教えてもらったことなんてありません。だから特殊技術だとも思ってません。
人の言うことに納得せず、寝ても覚めても考え続けていたから自然にできるようになっただけです。だから、誰にでもできることだと思い込んでいました。
それは大きな間違いだったと気づいたのは、前回の東京セミナーの前です。
まず、一つの調整をやろうと思った時、どれだけのことを考えてやっているかを紙に書き出してみました。すると、一つのことを教えたいと思うのに、もの凄く沢山のことが紙に書き出されていくことに気づきました。自分では当たり前だと思っていた多くのことが書き出されていくのは、ホントに驚きました。これを一つ一つ教えるのは、滅茶苦茶面倒くさいなとも思います。
そこで気づきました。
その一つ一つを積み重ねないとできないことなんだなと言うことです。1+1が2になることを知らない人に微分積分を教えても仕方がないですからね。もちろん、それは、前から、よく言われていました。しかし、書き出してみてはじめてわかることだったなと思います。自分自身を分析することは、とても大事でした。もっとも基本的なことをやらなければと思いました。
普段、当たり前のように思っている基本の中にこそ、沢山の要素が含まれているということです。
改めて見直したら、その中に、自分が発展する為のヒントが沢山含まれていることに気づきました。
四海の話しは、そういう自分自身の反省の上にたって発見したことです。
実は、四海の解析は、今まで何度もチャレンジしてきたことなのですが、なかなかまとまりませんでした。しかし、基礎を見直したら、本当にすんなりわかるようになったというのは、ホントに不思議だなぁ~と思います。
基礎的なことなのに、それだけで十分治療が可能だともわかります。だからやってこれたんだと思いました。
私は、根本的にへそ曲がりなので、人の言われた通りにできない性格です。だから一から十までを、人に教わることができません。だから、大きな回り道をしたり、失敗を沢山します。
それでも何とかやってこれました。
技術がないからできないというのは間違いだなと思います。
回り道をするには、回り道をする理由があるし、回り道をしている時は、無駄かと言われたらそうでもありません。
最近、自分自身のことをよく反省します。人に大きなことを言って自分はどうなんだと思うことが沢山あります。自分はキチンと義務を果たしているのか?
自分でキチンと噛み砕いて理解しているか?
それを何度も何度も確認しているか?
成功例に拘らず壊して再構築して進化しているのか?
それは人以上にやっていないと、人には教えられない。
そう強く感じています。
しかし、そんな基本的な技術を学びたいと思ってくれる人が一人でも居たら、やっぱり教えたいなと思っています。