丹波篠山の新型コロナウィルス感染症対策まとめ

兵庫県の外出自粛

2020.03.27 23:29

テレビの情報は東京ばかりで地方の国民は混乱するし、正しい情報がよくわかりません。

少し説明します。


まず、兵庫県知事の県民向けメッセージの内容は、



メッセージが出されるに至った現状は

感染の拡大により通常時の感染症用ベッドは既に満杯になっています。そのため予備ベッドを使わざるを得なくなってます。

また、入院された患者は2〜3週間の治療が必要な場合が多いです。

このため、医療崩壊がおこる直前まできています。

下のサイトはとてもわかりやすいものです。

ただし、兵庫県のベッド数の表示は予備のベッドを含んだものです。(兵庫県の通常時の感染症用ベッド数は約50ですので、東京と大阪と同じく厳しいものです。)

感染拡大防止にもっとも効果があるのは一人一人の「行動変容」

感染地域を封鎖する都市封鎖(ロックダウン)の言葉が聞かれるようになってきました。

しかし、都市封鎖は地域外への感染拡大を一定抑制できるもの感染を遅らせる効果にしかなりません。また、社会や経済に与える影響は甚大となりますし、医療崩壊を完全に防ぐことはできません。


感染のピークを医療能力の範囲内におさめる可能性がある感染拡大防止策は行動変容だけです。


行動変容とは、一人一人が、

①他人との接触を避ける

②人がいなくても、ウィルスが残っている場所を避ける

③マスク、咳エチケット、手洗いの徹底する

と理解して下さい。


行動変容がないとウィルス以外の被害が出る

行動変容は医療が必要になるひとを守るため、それに従事いただくかたを守るものです。

しかし、医療が崩壊すると、社会経済は今以上にマヒてしまい。生活に困窮する方が公的支援を超えて発生したしまいます。


正に、正念場。


最後に、兵庫県の外出自粛要請を再確認。

期間は、4月7日 (延長の可能性あり)

特に、人口密集地(大阪、神戸、阪神間)への外出を控えて下さい。