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アドオン作りに欠かせない相棒、jsonチェッカーの使い方

2020.03.28 02:09

 人間どうしてもミスをしてしまう生き物なので、当然アドオンを作っているときにjsonで誤字をしたりして文法ミスだってあるわけです。ただ、何かをミスしたとわかったとしても、何を、どこをミスしたのか分からないと地獄です。長いjsonを書いていたときに全てイチから見直す必要があるかもしれません。

 そこで、文法ミスをくまなく探してくれるjsonチェッカーというものをアドオン作りに使っているわけですね。

 でも、そんな便利なものも、使い方が分からなければ元も子もありません。そこで今回はざっくりと使い方を説明していきます。

 今回はほとんどのアドオン製作者が使っているであろうこれの使い方について説明していきます↓


■基本の使い方

 使い方はもちろん簡単です。自分で書いたjsonを全てコピペするだけです。下に「JSON is valid! (JSONは完璧です。)」と出れば正しいjsonの文法で書けているということです。それだけです。

■どこが違うのか教えてくれる

 試しにコピペするところに「 { 」と書くと、次のように言われます:

Error: Parse error on line 1:

{

-^

Expecting 'STRING', '}', got 'EOF'

 1行目には間違いを含む行の行番号が示され、2・3行目には実際に書いた文を使って具体的な場所を示してくれます。4行目には、「ストリング値か記号『 } 』があるはずですが空白あります」といったような意味です。4行目で何を言っているかわかんなくても、正しいjsonの知識を持っていれば行番号だけでわかると思います。

 ただし、「 { 」または「 } 」の数を間違えた場合、最後の行を示す場合があります。最後の行にカッコを消したり足したりすればいいときもありますが、本来どこのカッコがないのか、または多いのかは自分で探して修正する必要があります。

 あと、jsonチェッカーがあるからjsonの文法わかんなくても教えてくれるから大丈夫、ということはないと思います。教えてくれると言ってもさっきの4行目みたく「ストリング値」とか用語を使ってくるので(知ってれば助かるとも思いませんが)jsonの知識は蓄えておきましょう。

 知っていれば行番号だけ見ればいいので楽です。


 次に、「{ }」と書いてみましょう。カッコの間にあるのは全角スペース1個です。すると、こう指摘されます。

SyntaxError: Unexpected token   in JSON at position 1

 最後の1は行番号でしょうか?いいえ違います。あれは字数番目で、さらに1文字目を0と数えています。長文のjsonでこれが出たらたまったもんじゃありません。そして、全角スペースのミスをしたなんて思ってもいないわけですから「1文字目に というjsonで使えない字がありますよ」と言われて「 」ってなんだってなります。

 「 」の正体はもちろん全角スペースですが、さて、どこにあるのかどうやって探しましょう?答えはテキストエディタにあります。ポンコツなテキストエディタでない限り、文字の検索機能がついているはずですので、それで検索して見つけてしまいましょう。案外簡単です。



 これで十分だと思います。全角スペースに限らずですが使えない文字をダブルクォーテンションの外で使ったミスをしなければどんなミスでも行番号を示してくれたと思います。先ほども言ったように、jsonの正しい知識があれば行番号を知るだけで間違いにたどり着くことができると思います。