ムーンライトのハイライト
Project Pack 08の配信が終わってから、だいぶ経ちました。私は当初day5のストリング入り黒ゼンダラに描くのになかなか取りかかれずにいました。でも、この活動自粛の中で、ちびちびと描き続け、最終的に4枚(4ストリング)のday5を描きました。描いていくうちに、いくつか気付いたことがあるので、それらをまとめてみました。(言うまでもないと思われることもあるかもしれませんがご容赦ください。)
☆2枚目↓
❶ムーンライトは2度塗り
〜Fill twice with moonlight pens〜
ムーンライトペンでの塗り潰しは2度塗りを勧めます。私は2度塗りしています。
❷ムーンライトは力を入れず
〜Grab and move a moonlight pen gently〜
ムーンライトペンは力を入れてゴリゴリ描くのではなく、優しく持って、ペン先に力を入れずにゆるく動かしたほうがインクがよく出てのびます。
❸シェーディングには黒の色鉛筆
〜Shade with a black color pencil, not with a graphite pencil〜
鉛筆だと光ってしまったりするので、1枚目からシェーディングには黒の色鉛筆(小学生が使うような普通のものでよい)を使ってシェーディングに使いました。
❹ハイライトは白チャコで力を入れずに優しく根気よく
〜Highlight with a white charcoal gently with patience〜
ハイライト、私もはじめ、白チャコでちょっと描いてみて、ダメならPrismacolorの白の色鉛筆に変えていたのですが、3枚目を描いている途中(後半)でやっとコツがつかめた感じでしたが、力を入れずにそっと、ハイライトを入れたいところを何度も行ったり来たりして描くと、だんだん白チャコがのってくるようです。ちょっとだけ描いてのらなくて、力を入れてしまったり、あきらめたりしないことが大事です。それでもやはりのらないようでしたら、プリズマカラー(現カリスマカラー)の色鉛筆を使ってみてください。私は4枚目(一番上の写真↑)のハイライトには白色鉛筆は使いませんでした。
ちなみに、色鉛筆の上には白チャコはのらないのはみなさんご存知かと思いますが、お気をつけください。
❺白ジェリーロールも適宜
〜Use white Gellyroll for highlighting too〜
私は3枚目(この下の写真)で何箇所か白ジェリーロールもハイライトに使っています(真ん中のオレンジのリボンと黄色の縁と中央のprintemps(渦巻き))。ジェリーロールだと白!という感じではありますが、写真を撮ってみるとそうでもないし、特に光が当たっているのを強調させたい時や他のものでうまくハイライトがのらない場合の最終手段として有効です。
ちなみに3枚目では、最後にハイライトを入れたトリポリ(オレンジの三角)でやっとコツがつかめた感じでした。
☆3枚目↓
プロジェクトパック08には、人によってランダムにストリング入り黒ゼンダラが入っていました。その2枚が気に入らない場合は、自分が持っている他の色のストリング入りのゼンダラをトレーシングペーパーにペンで写し、裏から鉛筆で濃いめになぞり、使いたい無地の黒タイルの上に置いて、線の上をやさしくなぞる、という方法で、ストリングを写すことが出来ます。
ムーンライトペンでの作品はハイライトが鍵なので、みなさんぜひ試してみてください。まずは黒タイルの裏面などで試してみてから、描いてみましょう。
☆1枚目↓