丹波篠山の新型コロナウィルス感染症対策まとめ

4月7日までに賛成する理由

2020.03.28 14:13

先日、井戸知事が4月7日までの外出自粛要請のメッセージを出された時に妥当な判断だと思いました。

なぜか、

理由は、

①医療崩壊の防止

②学校の再開

③ゴールデンウィークのリスク対策

を考えると、4月第二週はじめには感染拡大リスクを下げておく必要があるからです。

そのためには、4月第一週まで(4月7日)は、県民の行動は極力小さくしたほうがいいのです。

最も優先されるのは、①医療崩壊の防止です。兵庫県が公表している資料では、医療機関の深い理解もあって現在確保できてるベッド数は全県で246症です。しかし、患者の発生確率の高い人口密集地のベッド数はまだ200程しかありません。

この少ないベッドをどう守ったらいいのか。

説明のため、兵庫県のオープンデータから入院患者数の推移をグラフにしてみました。

兵庫県のPCR検査陽性者 は増え続け、入院患者数も3月20日頃まではどんどん増えていました。

ところが、それ以降は2〜3週間の治療を終えられた方の退院が始まり、入院患者は90人台で落ち着きを見せています。

今入院されている方の殆どは、3月第二週〜三週に入院された大きなグループです。

そして、これらの皆さんが回復され退院されるのが、4月第一週までなのです。

これから4月7日までの新規感染者を250人以下に抑えられたら数字上は医療崩壊は回避できそうなのです。

本当に瀬戸際でありますが、県民の行動しだいで命を守ることができます。


感染が落ち着くと学校もできます。

そして、ゴールデンウィークの自粛についての第一次の判断時期は3週間前、4月7日は落ち着けておかないとダメなのです。