HGUC バリュートパック その44
前回バリュートパックのだいたいの部分の組み立てが完了したので今回は冷却タンクユニット側面に付く丸いディテールを作っていきます。
作り方は以前製作した時とほぼ同じで、直径の異なる円盤を重ねて貼り付けた物をリューターで削ります。
多分どのリューターも同じだと思うのですが、中心に穴が空いた円盤状のヤスリみたいなのが存在していてそれを軸にハメて使用する事が出来ます。この仕組を丸いディテールを作成するのに使います。
画面中央にある棒とネジが円盤状のヤスリを固定するためのアダプターです。
ここに円盤を貼り付けたやつを差し込みます。このアダプターが使いやすいように予めプラ版の方には穴を空けてあります。
えぇ〜っと・・・確か以前はそのままピンバイスで穴を空けていましたが、今回は別のツールを使いました。スピンモールドです。ワテクシのブログでも何度かご紹介していますが非常に便利です。
例えばこんな感じで細くて薄いプラ棒にピンバイスで穴を空けようとすると確実にプラ材が負けてひしゃげてしまいます。
しかしスピンモールドであれば中央に存在するピンで確実に穴を空ける中央位置を固定できて、更に周囲を巻き込むこと無く綺麗に穴を空ける事が出来ます。非常に強力なツールです。
これを使って各円盤の中央に穴を空け、それを基準に円盤を貼り付けました。
ま、まぁカットされた円盤自体の精度がアレなもので、せっかく中央に空けた穴の精度も台無しだったんですが、それは見なかった事に・・・orz
で、アダプターに固定したら凸凹の側面を超硬スクレーパーで一気に削り取り、ITASANヤスリで整えます。
やっぱりリューターはケーブルレスのやつが取り回しが楽で使いやすいですね〜。充電はUSBで出来るので寝る前にチャージしておけば次の日使えますし。ってか最後に充電したのいつだったっけ?!電池は結構持ちますね。
そしてリューターの高速回転でプラを削ろうとするとナイフだと力負けしちゃう事もあるんですが、超硬スクレーパーは太さがあって頑丈なので強く押し当てても刃がひしゃげなくてグッドです。
そしてそしてITASANやすりはここでも大活躍。高速回転したプラ材に紙やすり等を当てるとすぐにその熱でヤスリが逝ってしまうのですが、ITASANはアルミでしかも目詰まりNothingなので全く切削力が落ちずに更に吹き払えばカスも簡単に取れる優れモノです。
こうやって道具がうまい事連携して活躍してくれると非常に嬉しいです。
で、嬉しいんだけど・・・同じサイズと形状の物を複数作る作業は嬉しくないです・・・orz
この円形ディテールはバリュートパック一つにつき4つ必要なので淡々と作りましたよ・・・(-_-;
そしてこの側面4箇所に凹ディテールを入れる必要があるんですが・・・面倒だから無かった事にしちゃおうかなwww
1/144だしね〜ディテールが省略されても不思議じゃないよね〜。
でも色々再現したくなる性格がこういうのを許さなかったりするんだよね〜。
どうしよう・・・まぁ後で考えようかなw