ドラン映画で引きこもり
新型コロナウィルスの影響により、
外出自粛。
自粛って言葉、本当ズルイなぁとしか思えないくらいに心がクサクサしてるよ←
どうせこもるなら、と
映画を観て、観て、観る週末に。
あ、でもそんなにシビアにはせず。
やろうとすると、とことんハードル超えたくなっちゃって挫けてまた落ち込むので←
ゆるめに、ね。
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が公開中なので、これに沿ってグザビエ・ドランの映画をチョイス。
ドラン作品、
あんだけ話題になっててもちろん名前も作品名も知ってたよ。
…
ちゃんと観たことが実はなかった、です。白状)
や、どこかで何かをチョロっと、wowowだかDVDだかで観たとは思うの。
あぁ、でもはい、ちゃんと観てなかった、です。
TSUTAYAに行って、
『トム・アット・ザ・ファーム』
『Mommy/マミー』
の2本をレンタル。
なんでこの2本かって、他は貸し出し中だったから。明快)
ドラン本人が主演で演じるトムで、ドランの顔と手触りをよく感じ。
マミーで、その喜怒哀楽、心の機微、人間性が胸を打つ。
黒帯を使う演出に面白味も感じ。
音楽には英語曲を使用することに、若さを感じたり。
『トム〜』で感じる、人の心の変動。
人によって心が改心され、自身も惹かれていく様を見届け…
かと思いきや。
そうそう人の内心なんて変わらないし、変えられない切なさが、人としても相入れなさとも取れてとてもドライ。
元々戯曲だったものを、不必要な説明を全部省いて映像を紡いでゆく。
それも、ドライさの一面を担っていたように思えたり。
また、これを先に観てから『mommyマミー』を観ると。
年代的にも続けての作品であることから、母親という生き物が濃く映し出されているなぁとどうしても。
国も年齢も違うのに、描き出される母親の姿に、何故か既視感を見出される瞬間が幾たびもあった。
母親であり女だから、の根本は大きいだろうけど。
子供に対する想いや恐怖心、強さに、自然と寄り添ってしまう不思議。
人間の不器用な生き方が、人間性にも見えてくる。
一緒に生きているのに、一緒に生きるのって、どうしてこうも難しいんだろうね。
音楽にもまんまとやられて。
90年代後半のヒットソングで作られたオリジナルアルバムのセンスよ。
でも当時25、6歳のドランはきっと知らない曲ばかりだろうし。
なんだか、あいみょんみたいなセンス感覚なのかな、なんて勝手に思ったり。
Born to Die / ラナ・デル・レイ
On ne change pas / セリーヌ・ディオン
Wonderwall / オアシス
あたりはダウンロードして悦に浸ったり。単純)
それにしても、『mommy』カイラ(母)の周りに出てきてた女性陣のメイク。
流行りなのか定番なのかワザとなのか、アイシャドーのメイクがみーーーんな同じなのが気になって気になって。笑)
目尻を中心にグレー系のシャドーで囲み、アイホールの中心は、色を乗せていないのかハイライトを乗せてるのか、くり抜かれている。
本当に、同じだったからびっくりした。
メイクや髪型って役柄を表す際にも違いをつけそうなのにね。
興味深かったな。
ドランが初めて、英語映画に挑んだ『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』。
ドキワク。
あとねあとね、メルマガ用に懐かしいのを1本と、
『お熱いのがお好き』
TSUTAYAで自分のすぐ手元に見つけてしまったので即借りたったーーーっ。
こんな時こそ、勉強の映画もいいけど、好きな映画を観ようぞ。
モンローで元気になりたんだい。
1番好きな映画、観たいんだい。
(自分の持ってるものは人に貸しちゃってるので←)
しっかり観る体制とって、
めっちゃだらりだらりとはしゃいでモンローに浸ってこよーー。