大切な人と一緒に ウィークエンドシトロン。

年中出回っているレモンにも旬があります。国産の黄色く色づいたレモンは12月下旬から３月頃までが旬とされているそうです。

レモンと言えばレモンケーキ。レモンの形をしたレモンケーキも好きですが、わたしはレモンのフォンダン（アイシング）がかかったレモンケーキが大好きです。フランスではレモンなどの柑橘類を加えて作るバターケーキをウィークエンドシトロンと言い、「週末に大切な人と一緒に食べたいケーキ」という意味が込められているそうです。

３月からスズキ食堂車さんでレモンケーキが販売になりました。スズキ食堂車さんのレモンケーキは、わたしの好きなレモンのフォンダンがかかったケーキです。ふわふわな軽い食感の生地ではなく、みっしりとした食感の生地で、レモンの味がしっかり感じられて美味しかったです。

今月に入り、週末になると家でレモンケーキを焼いています。旬の国産レモンを使いたかったのと、息子に美味しいと言ってもらいたくて焼いています。わたしが作るのは丸くて薄めに焼くレモンケーキ。薄力粉と上新粉を半々にして、レモンの皮と果汁を加えた生地のケーキです。初回は火を通しすぎて焼き上がりが硬くなってしまい、今回は牛乳を入れ忘れてしまいました。トホホ。わたしは”食べる”専門のようで、お菓子づくりは好きなのに得意ではありません。しかし今回は牛乳を入れ忘れたのに、レモン果汁が少し多かったからか、奇跡的に前回よりも美味しく焼き上がりました。これぞ失敗から生まれたオリジナルレシピ！などと言って喜んでいます。

週末は、新型コロナウイルスの影響で外出せずに自宅でお子さんと一緒にお菓子づくりやお料理を作ったりされている方も多いと思います。

国産レモンが美味しい今の時期、ウィークエンドシトロンやレモンケーキを作ってみてはいかがでしょうか。

※上の写真は、今回牛乳を入れ忘れたにもかかわらず奇跡的に成功したレモンケーキです。