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コロナウイルスに対する予防法としてのお灸治療

2020.03.29 11:27
やり方

手の陽明大腸経のLI14.臂臑(ひじゅ)穴にお灸します。


左右を比べて圧痛の強い側に知熱灸5壮、反対側に3壮、左右差がなければ同数をすえます。


お灸の苦手な方には、無熱灸(宮脇優輝先生考案)をします。

中野の研究では、知熱灸1壮に対して無熱灸2壮で同等なので、圧痛の強い側に10壮、反対側に6壮、左右差がなければ同数をすえます。


灸点を卸し自宅でドライヤー灸をしてもらいます。

5秒間温めるのを1壮(回)として、圧痛の強い側に5壮(回)、反対側に3壮(回)、左右差がなければ同数ドライヤー灸をしてもらいます。


暇さえあれば押したり揉んだりしてもらいます。

それだけでも違います。


圧痛の強い側に金粒、反対側に銀粒、左右差がなければ両方銀粒あるいはパイオネックスゼロを貼るのもいいでしょう。

詳しくは以下の実技動画をご覧ください。

動画|中野正得の鍼灸医学研究所より

※あくまで予防の一環です(エビデンスはありません)。

コロナウイルスや感染によって発症した症状が治るわけではありません。

フォローしていただいているみなさまとみなさまとご縁のある方々の健康を守るために投稿しました。

趣旨をご理解いただき活用していただけるようよろしくお願い申し上げます。

予防効果が期待できる機序

大腸は津液の津を主ります。

霊枢決気篇に、「何謂津.岐伯曰.腠理發泄.汗出溱溱.是謂津.」とあります。

津は陽性の水液をいい、清んで粘りけがなく、主として体表部を潤し、体温調節に関与します。

また、汗や尿となって体外に排泄されます。

端的に言うと腠理(そうり)の開闔(かいこう)に関わり皮膚呼吸を活発にする気(働き)が津です。

大腸はこの津を主るというのです。


心を尽くして頭と体に汗をかき工夫してください。

新型コロナウイルスの更新情報

厚労省のホームページをチェックしてください。