ツインレイ“ボロボロの戦士”エバの休息
桔梗です。
日々の生活のストレスから逃れ
今日のエバは
森の中にやってきました・・・
どっしりとした大きな木があるので
そこに座って
しばしの休息をとることにしました。
エバの中にいろいろな思いが
めぐってきます。
あの楽園から追放されてどれくらい
経ったのか・・・
アダムなしで一人で
ここまで頑張って生きてきましたが
振り返れば
ほんとに大変だったな・・・と
しみじみ感じています。
女性が社会に出て男性と対等に
働くことのきつさも味わいましたし
思うようにうまくいかず
途中であきらめてしまったことも
ありました。
恋愛も自分磨きをしながら
いろいろと体験しましたが
なかなか理想通りには進まない。
結婚も・・・子育ても・・・
できる限りの努力をして
主婦として頑張ったつもりだけど
結果、幸せというのはこんなもの?
それくらいの満足しか得られませんでした。
恋愛、お金、仕事、社会的地位、
家庭、美と健康・・・
精神的、肉体的な充足感を追い求めて
いろんな時代に生まれ変わって
冒険してきたけれど
ここにきて
正直言って疲れたな・・・と。
表向きは明るく元気に振舞っていても
実はもう満身創痍、ボロボロの
状態のエバだったのですね。
そんなところにあのアダムが現れ・・・
彼の登場で
エバの人生は思いもよらない方向へ
動き始めたのです。
彼はエバのことをしっかり憶えていました。
エバはすぐには
気付かなかったのに・・・
ずいぶん昔に
アダムにひどいことを言って
家を飛び出していったのにもかかわらず
アダムはエバに対して
ちっとも怒ってはいませんでした。
それに、その後エバは
数多くの男性と遊んだり結婚したり
アダムのことなどすっかり忘れて
好き放題していたのですが
そうしたこともアダムは
そうだったのかと
彼女を責めたりもせず理解してくれたのです。
“アダムってなんでも許してくれるんだよね・・・”
今こうして一人になって
過去に出会ったさまざまな男性と
アダムとを比べて考えていくと
やはり
自分にはアダムしかいなかった、と
つくづく感じるのです。
“彼はずっと私のことを思って生きてきたんだね・・・”
どれほど自分が大事にされてきて
恵まれていたかを
ここにきてやっと知ったエバ。
こうしたことがわかるようになるまでには
過去のすべての体験が
必要でした。
そうして一人でがむしゃらに頑張って
生きてきたきた結果、
アダムだけが
特別な男性だったと気付いたのです。
過去に男性にひどい目に合って
もう男なんてこりごり・・・そう思っていたエバも
アダムにだけは
ときめきを感じています。
男性不信に陥っていたエバが
もしかしたらまた男の人を
信じてみようと思えているのです。
この人だけはちがうのかもしれない・・・
なにか新しく
自分が変化していく予感・・・
アダムなんていなくても
きっとうまくやれると思って
一人で飛び出したのに
現実は厳しかったとあらためて感じているエバ。
女として、妻として、一人の人間として
戦って戦って
ボロボロになったエバでしたが
アダムとの再会で
明るい夢や希望を取り戻してきたのですね。。。
“う~ん、なんだか眠くなってきたな・・・”
久しぶりにアダムの顔を見て
ほっとしたのか
ものすごく眠くなってきたエバ・・・
そういえば長い間
ずっと熟睡できてなかったような
気がしています。
いつも何かに追われている感じで、
いつも何か考えなきゃならないことがあって・・・
昼も夜も戦い続けて
気が休まる時がなかったな・・・と。
エバはこのアダムに似た大きな木に
寄りかかって
しばらくここで眠ることにしました。
ここはなんともいえず
落ち着く場所です。
“アダム、おやすみなさい・・・・・”
(-ω-)。оzzZzz
ではまた・・・