2020年3月31日☆誰かに伝えたくなる終活の話①
先日、志村けんさんが天国に召されました。
多くの方が大きなショックを受け、受け入れがたいお気持ちになっていらっしゃることと思います。
私も、訃報を聞きびっくりして落ち込んでしまいました。
あの人は絶対に死なない、ってどこかで勝手な確信をしていました。
でも、まさか、ってことがあるんですね。
まだ、実感がわきません。
多分、準備ができぬまま天国に旅立つことになり、ご当人やご家族様も大変心残りなことでしょう。
残されたご家族様は、数時間で決めなければいけないこと、数日で行わなければならないことなど、たくさんあり、ちゃんと悲しめる状態にはないと思います。
とても、心が痛みます。
志村けんさんのNEWSを見るたびに、決して他人ごとではない、自分にもあり得ることだし、友人や家族にだって。。。
ふと、終活の勉強が頭をよぎりました。
私が終活の勉強をしようと思ったきっかけは、父の病気でした。
健康そのものだと思っていた父ですが、1年半前に一生付き合っていく病気が2つ見つかりました。
大きく見えていた父の姿が、急に小さくなったように思いました。
どうしようもないことなのに、過去には戻れないと分かっているのに、もっと気にかけてあげればよかったと、自分を責めたりもしました。
カウンセラーでも、身内のことは冷静ではいられなくなるものですね。
もっと、精進が必要です。
高齢に差し掛かっていることもあり、命のカウントダウンがはじまったと言っても過言ではないです。
残された時間で、父にしてあげられることはできるだけ何でもしてあげようと思いました。
しかし、その時はいつか必ずやってきます。
きちんと向き合わなければなりません。
肝に据えなければならない、心の準備もしなければならない。
でも、どうしたらよいのだろう?
そういえば、何にも知らない。
何をするか、何ができるか、何も知らない。
では、まず、何をするか何ができるかを学ばなければならない。
もしかしたら、同じように考えている人が他にもいるかもしれない、
いつか、カウンセリングにも、こういったお悩みが寄せられることがあるかもしれない、
私は経験をもとに力になれないか、と思うようになりました。
多くのカウンセラーは、クライアント様の一部分のお悩みを聴くのではなく、クライアント様のライフを鑑みてお話をうかがいます。
終活は、最後のライフワークになるかもしれません。
私も含め、終活をよく知らない人はたくさんいらっしゃると思います。
一人っ子、別居世帯、おひとり様やお二人様、当事者もご家族様も、自分たちだけで悩まず、最後のライフワークに安心して取り組めるように、サポートできたらと考えました。
今は、終活について学び始めたところです。
皆様にも知っていただきたいことを、今後ブログを通して共有させていただきたいと思います。
時々発信しますので、よろしければお付き合いくださいね。
最後になりましたが、志村けんさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
沢山の笑いを、ありがとうございました。