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一年間の自分の頑張りと苦労を振り返って得られるものから今後のキャリアを考えてみる

2022.03.28 11:46

今年度も今週で終わります。

学生で言えば4月1日は新学年で新しいスタートを切るタイミング。

会社で言えば多くの会社が決算を迎えて次のスタートを切るタイミングです。


社会全体としても色々なことがあった年で

個人単位でも様々な出来事があって

頑張って乗り越えてきたから今を迎えています。


社会人にとって、このタイミングにはどんな意味合いがあるのでしょう?

職種にももちろんよりますが

(財務経理、採用担当は最も多忙な時期です)

目標という長い戦いが終わって次の一年に向けて切り替える時期で

その結果は良くても悪くても

それが一年間の仕事が蓄積した実績として

キャリアにおける一つの足跡になります。


単月実績が凄くても

通年での結果のほうが情報としては大切で

採用時にも継続的な実績が出せるという理由から評価を高く得ることが出来る部分が通年での良い実績です。


ですので、会社・個人ともに一年間の頑張りが最終確定するために、詰め込みなどの数字作りを意識して多忙なのが3月の特徴です。

いつも以上にストイックな指示や進め方の場合も多いでしょう。

これは会社への社会的な評価の指標となる数字になるからです。


個人が目標数字を意識して頑張って結果を出せば

組織としてはそれが蓄積をして

会社も頑張っていると社会的に評価をされます。


ですので

その際の個人の頑張りこそ適正に評価をしてもらえないと

会社だけが得をして「何のために頑張っているのか?」を見失ってしまいます。


結果として役職がついたり、昇給したり

会社からの評価の形はむしろわかりやすいですが

頑張りに見合っているか?というと難しく

ふと耳に入った他の人の待遇などはとても気になってしまいます。


その結果、自分のほうが頑張っているのに、何故あの人のほうが?というよく聞くような不満としてモチベーションを下げることになってしまいます。


その時に「自分のほうが」の根拠をしっかり説明が出来るか出来ないかはとても重要です。


成績や会社への貢献度合いをしっかりと数字として残していて、その数字を比較しているのであれば

数字への意識を持った人材に対して適正な評価基準ではないのでしょう。


仲が良いとか、業務時間外のコミュニケーション、話しやすいなどの

定性面で評価をしている可能性が高いからです。


逆にとても雰囲気を良くすることを心がけて

数字も目標達成しているのに

成績は良いけれど雰囲気を壊す人の方が評価をされている場合は上記の逆パターンで

定量面での評価比率が高いです。


実際、バランス良くというのはとても難しく

本来やるべきことの意識や

その仕事の会社内における立ち位置によって設定が変わります。


個人で言えばその「自分の頑張り」が、その会社で評価をしてくれるものなのかどうか?がわからずに

本来求められていない部分に注力してしまうと

頑張ることに対するギャップが生じている状態です。


こんなに頑張っているのに!と言われても

その部分が評価基準に入っていなければ

もちろん、求める結果にはなりませんし

立ち振る舞いとして本来は、その環境で評価を得るために必要なポイントを意識をした行動をする必要があります。


入社前にあまり確認を出来ない部分だとは思いますが

成果主義の会社であれば数字に寄せているはずですし

組織を重じている場合は貢献度合いやメンバーとのコミュニケーションの質、スムーズな情報共有など定性面の比率が高いので

どういった環境かを見極めて納得して働き出す必要はあります。


評価基準が明確ではなかったり公開されていないことも多々あって

結果は数字が締まればわかるけど

開けてみないとわからないのが評価です。


ただやり切った爽快感だけでやる気は維持をすることが出来ず

やり切った後に待っているものがあるから頑張れるわけです。


頑張ってみたけど開けてみたら...頑張っても無駄じゃないか?と思ってブレーキを踏んでしまいます。


その頑張った先にあるものが明確であったり

より良いものがあるなら

必然的にやる気もUPしますよね。


綺麗なことだけでなく

何を頑張ったらいいのか?と自分との相性と

その結果としてどうなるのか?は

仕事をする上でとても大切です。


「頑張っている」の定義が異なるそれぞれの環境で

ギャップ無く自分が思っている「頑張っている」が相手からも「頑張っている」と思われることが出来れば、仕事はとてもやりやすくなります。


自分の評価という箱が開くこの時期だからこそ、その点を意識して将来のキャリアを見つめ直すことが出来ます。


転職活動では

その頑張りを書類として確認し

選考を通じて認めてもらえるから内定にも結びつくわけで、必ずどこかを評価してくれているから結果として現れています。

どの部分を評価してくれたのか?を知ることが出来て

過去に評価されなかった自分の頑張ってきた部分であれば「わかってくれている」と嬉しくなりますよね!


人ですからやっぱり頑張りは認めてもらいたいものです。


ただ、構造的に褒めてはもらえるけれども簡単に形に出来ない場合もあります。

長期的に結果を出してその仕組みを変えることも選択肢の一つですし、キャリアという軸で実績を出すためにより評価をしてもらえる会社を見つけて転職をすることも選択肢の一つです。


どれも働くという手段の一つで

より輝ける環境のほうがやっぱりいいですよね。

入り口の部分で評価をされていたとしても

それは期待という話。

その後に評価をされるかはまた別軸の話で自分次第ですが、やりやすい環境であればモチベーション高く進んでいけるでしょう。


自分の得意な頑張りを活かせる環境はありますし、評価をされていないということからやり方を転換することで今の環境で活躍するために意識を変えるきっかけにもなりますが


どちらにせよ、一年間の自分の頑張りをまずは自分で褒めることでしっかり新しいスタートが切れるように

新しいメンバー達から刺激を受けて更に成長ができるように

実績はまた一つ、数字でも社歴でも今後のキャリアのための財産として残ります。

1年間頑張り抜くことだってとても立派なことですので、自信を持ってくださいね。