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演劇集団 東京直角街

3月31日

2020.03.31 12:41

大学でお笑いサークルにも所属していた。


そのお笑いサークルの部室に置いてある荷物を取りに行った。


大学構内には、「観桜も含め、大学関係者以外の立ち入りを禁止します」的な看板が立っていた。


気づけばもう葉桜になりかけている。


今年は見られず散る桜も多いことだろう。


閑散としているなあ。




部室のある建物に入る。


久々だ。


ボロいな、相変わらず。


ロッカーから鍵を取り、部室に入る。


変わらず、部室だった。


当たり前か。


過去のライブのポスターが壁一面に。


僕も過去の男になってしまうのか。


くぅー。


外でもお笑いをやっていよう。




スーツや、コントで使った小道具を回収。


漫才で着ていたスーツは、4月から一旦ビジネススーツになる。


また漫才でも着てやるからなー、と心の中で。


部室を出て、ドアを閉めようとしたところで、止まる。


もう一度ドアを開けて、部屋を見渡す。


うん。


いい場所だった。


ありがとうございました。


つぶやいて、ドアを閉める。


ドラマか。


自分でツッコむ。


ここでどれだけボケてツッコんだかなあ。


将来この経験がきっと僕を助けてくれると信じて。




少し遠回りして、大学構内の桜並木を抜けて帰る。


最近お気に入りの、スタレビの『ちょうどいい幸せ』を聴きながら。


薄曇りの夕刻でも、桜は乙なものだ。


日本人が刷り込まれとるな。


センチメンタルな気分になっているのか、自分でそう演出しているのか分からなくなってしまった。


また遊びに来よう。


OBと呼ばれるのはなんか悲しいけれど。


心はYB。






今までいたコミュニティが本拠地でなくなってしまうのは、寂しいことだ。


でも、また新たなコミュニティを求めて旅が始まる。


そして、ここが自分の居場所でなくなってしまうわけではない。


今年の卒業生は、今までいたコミュニティへのお別れが曖昧になってしまう春だろう。


若干新生活と被ってしまったとしても、4月以降にお別れだけ言いに行ったらいいと思う。


とりあえず明日から始まる4月。


環境が変わる人も変わらない人も、前途が笑顔で溢れるものでありますように。


今日はきれいに結んでみた。


今日は2枚写真を載せよう。


この辺で擱筆。

写真は「大学で一番面白い人が集うサークル」、「卒業おめでとう」