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【Vol.4】新進気鋭のラッパー、€uffBoiとは?

2020.04.01 03:00

世はまさにヒップホップ戦国時代。


あれだけ冷遇されていたラッパーが今やスーパースターの様相である。

レジェンド対ニューカマー。マス対コア。バトル対音源。


そんな群雄割拠の中、また一人頂上を目指す男がいる。


男の名は「€uffBoi」。


そんな戦国時代をどう勝ち抜いていくのか、どう思っているのか、彼のルーツや思いにインタビューを試みた。




「カッケーってなって。」


―――――ヒップホップを好きになったキッカケは?


親はどちらかと言うと、ロックとかポップが好きだったんですよ。例えばマイケル・ジャクソンとか、あとロックで言うとB’zとか。ずーっと車の中で流れてたんですよ。だから小っちゃいときに聴いてたのはヒップホップとかじゃなくて、一般的なポップスが多かったですね。メジャーな洋楽とか、ごくごく一般的な。


それでヒップホップ好きになったのが、ちょっと話脱線しますけど、幼稚園の時に、とあるラジオ番組に呼ばれてインタビューに答える役が僕だったんですよ。その時のインタビューに答えるときのBGMが「Kick The Can Crew」だったんですよね。「KTCC」の「マルシェ」やって。それ聴いた時に、「うわ、ヤッベー」ってなって、幼稚園ながらに。


でもその時はそれだけやったんですよね。ほんで時が流れて小学生になって、給食の時間にそれが流れて、全部思い出したんですよ。「コレ、あの時の曲や」って。


そこからちょっと悪ぶるような感じの中学生時代に、YouTubeでディグっていって、って感じです。10年くらい前くらいですかね。その時にLBとOtowaを聴いて、「うわ、やっば」みたいな。そこからどんどんディグっていって、色々聴きましたね。




―――――それが巡り巡って、今ではプレイヤー側なワケですけど、そっち側に回ろうって思ったキッカケは?


僕が18、9歳の時に、ビビりながらもサイファーに行ってみたいってなって、梅田サイファーに行ったんですけど、カッケーってなって。

んで地元でもサイファーやってないかなって探したら、西宮サイファーってのがあって、それがキッカケですね。




―――――結構バチバチいかれた感じ?


いや、意外にいけたっすね。パームライト君とかがラップ始めたてぐらいの時ですね。まだまだ皆でワイワイって感じの。




―――――そこからクルーを、って感じ?


そのサイファーの中の一人が、MCバトルあるんですけど来ないですかって言われて。その中で出会った人と音源作らないですかってなって、それが21とかですね。


大体そこから30曲くらい作りましたね。でも全然納得できなくて。作っては消しってのを繰り返してましたね。いい曲って耳に残るじゃないですか。それぐらい作っても残った曲って数曲ぐらいですね。






―――――そこから色々時間も経って、今は「Swipe Up House」として。そのクルーの結成のキッカケは?


僕楽曲ブワーって作ったんですけど、ぶっちゃけ1年くらいで止めちゃったんですよ。んでライブとかもやってたんですけど、離れてしまって。そのクルーと波長合わんようなって。


巡り巡って、全然違う仕事してたんですけど、たまたま同じになった職場の人がヒップホップリスナーで、「僕もともとやってたんですけど、一緒にやらないですか?」って声掛けたのが始まりですね。2019年の6月くらい。


だからまだ本格的に楽曲を作ろうって意気込んで、1年くらいですね。

まぁ地元の友達とか、ツレの韓国人のガンモってヤツ、ジラフでDJもやってたりしてたんですけど、ソイツも呼んでやってますね。




―――――じゃあ今S.U.Hは何人いてるの?


今はO3、GN、僕の3人ですね。

でも地元でバックアップしてくれる先輩方とかは多いです。

色々スタジオだったりとか、撮影場所だったりとか、お世話になってます。




―――――S.U.Hとして向かいたい方向は?


僕はメンバーの個性を生かしていきたいですね。

GN君はバチバチ固い日本語ですし、それに今時のフィルターを掛けて、みたいな。

まあ、楽しく、ゆるくやっていきたいなって。アットホームな感じにしたいなって。「Crew」でもよかったんですけど、それよりはゆるく感じたいなって。




―――――そう言えば、「Swipe Up House」の名前の由来って?


「Swipe Up」って言うのは、Swipeってあるじゃないですか。上にシュッて上がるような。そのシュッて上がるのが、その飛んでいくような感じがカッコいいなって。僕らもそういう感じに飛んでいけたらなって。そういう感じに日本だけじゃなくて、色々飛べたらなって。




―――――今後、これから楽曲も作る予定?


勿論ですね。楽曲も作って行きたいですし、海外との交流もやっていってます。

サンクラとかツイッターで繋がっていって、色々やっていきたいなって。






―――――そんな群雄割拠のラッパーの中で、どう個性を出していきますか?


日本の中で、ありそうで無かったラッパーを目指したいですね。あんまり言いたくないですけど、スキマを埋めていきたいなって。

ただ一つ言えるのが、今のトラップ系のラッパーって割と次にどんな音程が来るのかとか、めっちゃ分かりやすいと言うか、簡単なんですよね。


よく言われるんですけど、あんまりメロディラインが日本人ぽくないねって言われるんですよね。おじいちゃん中国人で、それ関係してるか分かんないですけど、日本のメロディラインとズレてる気がするんですよね。自分で思うんですけど。


それって武器になるんじゃないかなって。僕にしかできないモノですからね、多分。

海外からのラッパーからも評判良くて、Fuji FrankのEPにも呼ばれたりして。




―――――そんな€uffBoiではありますが、€uff君自身は楽曲の予定は?


ありますよ。1st EPの準備段階でもありますし。この記事が出てる頃にはもう出てるんかな。まだ何曲かも言えないですけど、このEP聴いて、「あー今までこの感じおらんかったな」って気付いて貰えればと思います。あ、日本で来るメロディラインだなって、唯一無二。


EPのタイトルは「Boi €rown」。

リード曲はサンクラにも上がってるんですけど、聴いてほしいですね。




後はフィーチャリングの未発表曲があるんで、それも楽しみにして頂ければと。

その曲に仕上がりもヤバイんで。


今年の著しい動き見てもらったら分かるんですけど、気になる人はインスタ、ツイッターをチェックで(笑)。


ホンマに今年は大きく変わる年になると思ってます。ぶち上がりますよ。自信しかないです。







華奢な体だが、心はアツかった。

彼なら間違いなく次世代の筆頭として、いや既に頭角を現しているのかもしれない。




Instagram:https://www.instagram.com/p/B-KMOLOFlxz/?igshid=6zvoiuyeo7c0


Twitter:@cuffboy2_uffboi