イカル
2020.04.01 03:12
イカルは大きな黄色いクチバシがトレードマークの「小鳥」。
早朝に犬の散歩するとたまーに桂坂でも出会うことがあります。
特にイカルと私とはそれだけの関係なんだけど、イカルに出会うと過ぎし日の思い出が蘇ります。昔私が子どもの頃にブンチョウを飼っていました。ブンチョウはイカルそっくりな大きなクチバシで、大きさもほとんど同じに見えます。スズメよりやや大きいかな?ぐらいの鳥で、こういうサイズの鳥は「小鳥」と呼んでいました。
イカルとブンチョウはズズメ目という分類までは同じで、その下の科が違うんです。きっと総務部庶務課と、総務部人事課の違いぐらい違うんだと思うんですね。だけど体の色使いが違うだけでよく似た色分けというか、白黒写真でイカルとブンチョウを写真に撮ったら一瞬で見分けられるかどうか。ちょうど二人のオッサンの写真を見せられて「どちらが人事課長でしょうか?」の質問を突きつけられたのと同じぐらい見分けつかない存在がイカルとブンチョウの外観の違いだという気がします。
だから朝の散歩でイカルに出会うと、昔飼っていたブンチョウを思い出してしまいます。
可愛いブンチョウでしたが、最期が可哀想だった苦い思い出があります。
あまりに可哀想なのでここには書けないのですが、ちょっとサワリだけ書いてしまうと、留守の間に野良猫の食べられちゃったというわけなんです。そういうわけだから、イカルに会うと胸が痛むのですね。