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ANESTH info

心臓手術のローカルルール

2022.08.15 02:50

術前チェック

CT

関連血管を全てチェックする。

カテーテルを入れるICV (Internal Cervical Vein) からIVCにかけて。

Coronary sinus, PLSVCのチェック

大血管の性状、大静脈に奇形がないかをチェック。

緊急時にF-Fで回せるか足の方まで血管をチェックする。




準備

心臓外科一式のオーダーを出す。TEEの受付をする。

TEE, プローベカバー TEEの機種をチェックしておく。

自己血回収バック(シールは主科がオーダーしていて、ナースが出してくれる)

薬剤一式 トラネキサム酸2g, ファモチジン20mg, 抗生剤

Perfusionistにお渡しする薬剤 :ネオシネジン2A / 20ml, ニカルジピン2mg/20ml or 原液


手順

(Main Anesthesiologist)

麻酔導入:

ASでは、血圧を下げないように!昇圧をしてから導入する。

NA1A + NS 49mlをV-lineより持続投与 または 点滴ボトルにネオシネジンを1A混注して全開投与など方法は様々。

MDZ + Fentanyl or Remifentanil + Rb で挿管。
eye patch, TEEを挿入。


(Another one)

導入している間に、A-lineとVolume lineを採る。

もちろん、導入前にA-lineを採ってもよい。麻酔科医の好み。

A-lineを採ったらすぐに、MEさんが採血して、GASとACTを測定。

(Operater)

尿道カテーテル挿入

(全員)

肩枕


(Main + Another)

Head down positionとし、CVの準備

白とグレーはシュアプラグ、茶色はそのまま。白とグレーのどちらが近位??

ドレープは、Headを足側にするとよい。正中よりも右よりに穴がくるようにする。外頚静脈の位置を確認して、見えるようにしておくと、最後の4点固定の時に楽。

ICV穿刺をしてすぐに採血を出してしまう。

その後に、ガイドワイヤー挿入して、あとは普通にCV挿入。

挿入し終わったら、自己血を取る場合は、茶色に延長チューブをつないでMEさんに渡して、自己血を取り始める。


(全員)

最終体位にする。離被架を立てる。


(Main)

ルートに薬剤を繋ぐ。

白:昇圧系 カテコラミン(上から順番にDOB, NA)

グレー:その他の薬剤 または 降圧系

茶色:CVPだけど、三活付けてそこでshotできるようにしておく。


ただし、CPBが始まって、陰圧脱血の圧が反映されてしまう場合は、茶色以外をCVPとして、適宜繋ぎかえる。


TEEで全てのルーチン画像を撮る。


手術スタート

胸骨切開、心膜切開は侵襲が高い。

ヘパリン化。(現在は、400U/kg位多い方がよい。)+ Ao canulation に向けてここからPropofolを開始すると、血圧が下がってGood! Ao canulationに向けてsBP < 100 mmHgとする。

2分後にガスとACT。この場合は、ヘパリン化されているので、普通シリンジでACTを提出して良い。

Epiaortic Echo:エコーの機械の操作方法を教えてもらう。

Ao 挿血管挿入:Echo work LAX で上行Aoを追えるところまで見る。と下行Ao

挿入し終わったら、脱血管挿入時の大静脈圧迫時の低血圧に向けて、ネオシネジンのbolus投与。

脱血管挿入:Echo work Hepatic Veinを出しておく。

もし、2本脱血の場合、SVCに脱血管が入った時点でpump on。 IVCへの脱血管挿入時に呼吸運動が邪魔になるので、pump onした時点でTVやRRを下げる または すぐに脱血管が挿入されることを予想して呼吸を止めてしまう。

Pump On:Vital check

     必ず、TEEにてLAXおよび下行Aoをチェック

     点滴を止める。呼吸を止める。


レトロ:TEEにてガイドする。カフが嵌る程度に。ただし、RAにある程度Volumeが入っていないと、CSが分かりづらい。その時は、PerfusionistからVolumeをもらう。

ベント:A弁ならばLV vent。僧房弁直下であることを確認。

    TEE work : まず腱索レベルでの短軸を出して、X-planeとする。LVにカテーテルが

    入ったことだけまず確認する。次に、短軸像で、深すぎない事をチェックする。

    腱索レベルで十分。

    M弁の手術ならばLAに留置。左心耳に刺さっていないか確認する。

    ただし、pump onをした時点で縮むので、最初にどのviewで左心耳が出るのかを

    チェックしておく。


Ao clamp:Echo work LaxでAoを噛めているか確認。すぐにplegiaが行くので、ARやLVが張って来ないかを確認。もし、ARがある場合、心停止が得られるかどうか、LVが張ってこないかをチェック。LVが張ってくるからといってベント吸引を増やすと、plegiaがcoronaryへ行かない。LVを用手的に押してもらう。必ず、LVが張って来ないかを確認して、お知らせすることが大切!!

大動脈切開

A弁観察

A弁切除

弁輪糸かけ

人工弁挿入 

このあたりからカテコラミンを始めておくと先まで満たされる。目安としては、心機能は何も使用しなければ術前と同等以下であると想定する。

ASは、マッチョな心筋であるため、一度動き出すと狭窄での圧較差が無くなっているため、血圧⤴️⤴️。基本カテコラミン不要。VolumeでCPBからおろすことを考える。むしろ降圧薬準備。

左室流出路が狭窄しそうな程の心筋肥大がある場合は、オノアクト、ジルチアゼム(ヘルベッサー)。

ARは、人工弁の軽度の圧較差を受けることとなるため、術前よりも軽度のAS負荷と考える。もともとの左室心筋は、ペラペラで容量が大きくなっているため、前負荷を保ち、更なる左室拡張や機能不全を防ぐために、変力薬の補助が必要となることがある。もし決め打ちするならば、まずはDOB 2ml/hrくらい?

Ao吻合

Ao declampに向けて、ペーシングワイヤーが降りてくる。VVIで設定しておく。HR40start。

Ao declamp : 脈を見る。自己脈が出るか?Vfではないか?

もしVfでも、full flowで回っているので、慌てる必要はない。

Vf時の対応