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台湾いとしこいし

2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY2-8東莒島探索⑤丘の上の灯台、東犬燈塔へ!

2020.04.03 09:49

福正聚落から、海側の道をバイクで上がっていく。

目指すは、ビーチから見えていた丘の上の灯台・東犬燈塔だ。

青い空に真っ白な灯台が映えて綺麗。

頂上まで半分くらいの高さから、ビーチ方面を見下ろすと福正聚落の全体を俯瞰することができた。

石造りの家が並ぶ様子がとても美しい。昨日の芹壁にも負けてないと思う。

昔ながらの風情を残したまま、これからもっといろんな人が訪れる観光地になれるポテンシャルを持ってるところだ。

高いビルとか、変なごてごてした看板の観光客向けのショップとか、これからも作らないで、趣のある美しい風景が残るといいな。

と思いつつ、前方を見ると、なんとここにも戦車。

そうだよな、軍事統制されてたからこそ、こんな手つかずの美しい風景が残ってるわけで。

複雑な歴史だ。

見上げると、地上では右手前方にあった灯台が後方に移動していた。そう、灯台に行く道は岬をぐるっと回って上がっていくのだ。

引き続き登っていくと、今度は灯台が目の前に。

うーんやっぱりきれいだなあ。

出入りはフリー。バイクを場内の駐輪場みたいなところに停めて見学開始。

と、ここにも砲台があったりして、軍の島なんだなあというのを実感。

東犬燈塔は、清の時代に建てられた燈台で、真っ白な灯台の建設には花崗岩が使われているそうだ。灯台本体の中には入れないが、外の管理棟のようなところは資料が展示してあって、自由に見学可能。

建物から出てきたところから見た灯台も綺麗だった。

撮影できなかったけど、この白い壁を猫さまが歩いてたりして、それも最高に萌える場面だった。(なんで撮影間に合わなかったジブン!)

灯台のドアに突き刺さる勢いの、この壁は何のためにあるのかなって思ったけど、後で調べたら、強風時に作業員が管理棟から燈台に移動するときに飛ばされないようにするための風よけなんだそう。確かに、まわりに何にもないから、台風の時とか大変なんだろうな。でも、なんでドアの真ん中なんだろう。これは謎だわ。

灯台から見たビーチ。

静かだなあ。



2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY2-9へつづく~