日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■1世帯2枚の“アベノマスク” コロナ予防にも
疑問符で大炎上
公開日:2020/04/03
全国5000万世帯に2枚ずつ――。
1日の対策本部で安倍首相が打ち出した
布マスク配布策が大炎上だ。
SNS上では「アベノマスク」と揶揄され、
批判続出。
有名人からも呆れる声が上がっている。
教育評論家の尾木直樹氏はブログに
〈《今頃》何を考えておられるのでしょ
うか?〉と投稿し、
元総合格闘家の高田延彦氏は
〈2枚じゃ足りないよ〉
〈市民感覚と思い切りズレまくっとる!〉
とツイート。
ネット上では、「布マスクの生産メーカー
は安倍首相の地元支援者か?」といった噂
まで飛び交う悪評ぶりなのだ。
しかも、布マスクは新型コロナ予防に
逆効果の可能性がある。
WHO(世界保健機関)は布マスクについて、
「いかなる状況においても勧めない」と助言。
厚労省も布マスクでの予防を推奨していない。
各メディアも「有効なのか?」と報じ始めて
いる。
■予防に逆効果の可能性
朝日新聞電子版は、5年前に英医学誌に
発表 された論文を紹介。
1607人の医療従事者を、
「医療用マスクをつける人」
「布マスクをつける人」
「マスクをつけたり外したりする人」
に分けて感染リスクを比較すると、布マスク
を つけた人で最もインフルエンザ症状などを
発症 した人が多かったという。
洗って再利用する布マスクでは、雑菌を除去し
きれず、逆効果になるかもしれないのだ。
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏
(感染症学)はこう言う。
「不織布の使い捨ても布製も性能に大差
はありません。WHOが発表しているように、
そもそも 一般的なマスクに新型コロナの予防
効果は望めません。それよりも不可解なのは、
一律で『1世帯 に2枚』配るということ。3人
以上の世帯はどうするのか。また、感染拡大が
進んでいる地域に絞って配布するなら理解でき
ますが、そうでない地域に費用をかけて配布す
る意味があるのか。結局、 “やってる感”のアピ
ールに見えてしまいます」
厚労省は3月上旬には、北海道で感染が拡大
している4つの町にピンポイントで、1世帯当
たり40枚 の使い捨てマスクを配布していたの
に、今回は全国 一律で「2枚」……。
自らも国会で布マスクを愛用する安倍首相のこと。
「布製なら洗って何度も使えるじゃん」と思い付き
で打ち出したのではないか。
【転載終了】
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どうでもいいのですが、このような
お粗末な思い付きについて党は何も
言わないのでしょうか?
もしかして、党は安倍首相が国民から
ボロクソに批判されるのを期待している?