布マスク配布「竹やりで戦うようなもの」身内も賛否!
西日本新聞
【転載開始】
■布マスク配布「竹やりで戦うようなもの」
身内も賛否 想定外の反応、戸惑う政権幹部
4/3(金)
新型コロナウイルスの感染拡大防止策
として、安倍晋三首相が表明した布マスク
2枚の全世帯配布に対し、賛否入り交じった
微妙な反応が寄せられている。
マスクは品薄状態が続いており、国民の
不安払拭(ふっしょく)につながるとの
評価の一方で、「場当たり的」「2枚では…」
との声も。
主導した政権幹部は戸惑いを隠さない。
2日の衆院本会議は、出席者のマスク着用
ルールがようやく始まった。
白いマスク姿で閣僚席に座る首相を横目に、
登壇した立憲民主党の松平浩一氏は経済政策
「アベノミクス」をもじり、こうあてこすった。
「ネット上では『アベノマスク』と呼ばれて
いる。
思いつき、場当たり的対応の極みだ」
前日の1日、首相は政府が布マスクを買い
上げて全世帯に配る方針を説明。
布マスクは洗って再利用できるため、
「急激に拡大しているマスク需要に対応する
上で、極めて有効だ」とアピールしたばかり
だった。
ウイルスの脅威が明らかになるにつれ、
買い占めが起きて店頭から姿を消したマスク
の安定供給は、政府が1月末以降、頭を悩ませ
続けてきた難題だった。
国内業界に増産を要請、設備投資も支援、
政府の備蓄分を医療機関に譲渡、品薄に
悪乗りした転売行為を禁止する措置も導入。
だが、マスクは足りない。
「一体、どうなってるんだ」。
業を煮やした菅義偉官房長官は3月上旬、
厚生労働省などの職員約40人でマスク
対策専従チームも立ち上げていた。
今回、全国の約5千万世帯に配る布マスク
は1枚200円ほどで、経費は少なくとも 200億円
かかる見通しという。
「(ウイルスと)竹やりで戦うようなも のだ。
もっと他に予算の使い道はあるだろ」。
自民党の閣僚経験者はあきれた表情を浮か べ、
別の与党関係者も
「目に見える形で具体策を示さなければ、 国民の
ストレスを和らげられないと考え たのだろうが…」。
ネット上には、「遅すぎる」
「感染拡大を食い止めるには緊急事態宣言を出す方
が先では」といった意見も散見される。
想定外の反応に直面し、政府高官は
「マスクは生産しても生産しても、手元に届かな
かったんだから」と苦悩をにじませ、 国民の理解を
望んだ。
公明党の北側一雄副代表は2日の記者会見で、
「それはそれで一つの施策じゃないか」と 評価して
みせた。 (東京支社取材班)
【転載終了】
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>厚生労働省などの職員約40人でマスク
対策専従チームも立ち上げていた。
40人もで何をやろうとしているの
でしょうか?
1億枚の根拠はどこにあったのか?
いまだ結果な出ていませんが。
肝心な首相補佐官がマスク2枚という
愚策を進言しているなんて・・・
独裁だからこんな愚策がとびだしてくる
んでしょうね。
海外からもイラストを引用して揶揄
されるほどで、首相の恥を国民も一緒 に
背負うことになりますよね。
普通の国なら補佐官は更迭されます?
普通ならですが。
布マスクを2枚配布できるのなら、
不織布のマスクを2枚配布できたでしょう
に・・・と思うのですが。