早速、消防署や現場へ同行し業務内容を少しずつ経験している。

消防設備の種類や内容、感知器の種類、設置基準・・・

・・・得意先名、各消防署、担当者名・・・

各種道具、電動工具の使用方法、ビス等の種類や用途、電線の種類、剥き方・・・等々

覚えるべき事が多すぎるので、少し困惑している感は当然有るが

前向きに色々なことを吸収しようと頑張っている姿を見て、とても頼もしく思えるし

逆にこちらまで刺激を受けている。

25年前に初めて腰道具をつけ初工事現場を経験した日の事を思い出す。

脚立の置き方、電線の持ち方、電線の剥き方、感知器の取り付け方法や

「今の3倍の速度で動かなあかんで・・」等々

あの日、師匠に教えてもらったこと、今でも不思議と鮮明に覚えている。

昨日の晩御飯のおかずはなかなか思い出されへんのに・・・

【守破離】

[守]とは、型を守る。つまり、基本を身につけるということ。

[破]とは、守での段階で身につけた基本の型に自分なりの工夫を加えること。

[離]とは、基本を守りつつ、従来の型にとらわれない自由な型を身につけていくこと。

まずは基本の型を学び、基本の型を自分なりに磨いていき

最終的にはどんな場面でも臨機応変に対応できるように知恵を絞り応用していく。

私なりに守破離を意識し日々精進してきました。

師の教えを守り、磨き、進化させて日々の仕事に取り組んできましたので

それを次へ継承していこうと考えています。

そしてそれがまた進化し

自社の成長と社会貢献につながる事を心から望む。

・・・ですが、あまりプレッシャーをかけずに

ゆっくり、そしてしっかりと職人としても、また社会人としても成長してもらえるように

・・・居心地の良い社内にできるように心配りとサポートが出来れば良いかと

思います。。

今、確実に新しい風がふきはじめた！