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Pigeon 35 JⅡ

2020.04.04 14:28

Pigeonシリーズの中期くらいのモデルだと思います。

素通しファインダーがちょっと寂しいですが、自動巻止めがあってチャージは自分でする、楽しさと便利さが丁度良いカメラです。


不具合箇所


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軍艦を開ける


いつも通りリワインドノブから外します。

止めネジを外し、ノブを外します。


ワインドノブも外します。止めネジは穴に通されているので、組み直しの際気をつける。


本体のネジ、シューのネジ、シャッターのカニ目をはずします。

シューの下のネジを外すと、ファインダーが外れます。

ファインダーガラスは拭いて綺麗にします。


ファインダー下のネジを外すと、軍艦が開きます。

軍艦内部は特に異常はないので、汚れ取りだけします。

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シャッターを開ける


正面から、距離環の止めネジ3本をはずします。

前玉を外し、清掃します。


カニ目で中玉を外し、清掃します。

F値が書かれた環ネジの左下の小さなカニ目を回し、左へ回して半月のダボを合わせて外します。


シャッターユニットが見えました。


スローガバナーを外して、清掃しておきます。

シャッターユニットを本体から分離したいので、フィルム室側からカニ目で固定ネジ(丸いカニ目)をはずします。


シャッターユニットと本体が分離できました。シンクロコードが繋がっているので、作業の邪魔になる時はハンダで外してください。


これ以上の分解は作業が重くなるため、後玉を外し前後から絞り羽とシャッター羽にアルコールを染み込ませた清掃をします。

シャッター、絞り共にスムーズに動く様になりました。

元通りに組み直し、無限遠を出して、終了です。