当塾のオンライン学習室についてZOOMやスナップカメラ等の各種アプリの使い方を説明してみる
「第二の家」が、第一の家での学びも応援するという目的で始めたオンラインコース。
オンライン自習室自体は、昨年からちょこちょこ実施していたのですが、まさかそれがこの非常時に役に立つとは思いもしませんでした。ここまでの考えや流れについては先日記事にもしました。
「どんな感じでやるんですか」という同業者の方からのお問い合わせも多かったので、今日は自分の整理のためにも、それを記事にしてみようと思います。
僕ももう色んな方から色んな知識を得ているので、参考になりそうな部分があったら特に許可なくガンガン活用していただいて、一緒に子どもたちのためにいいだろうと思うことをしていきましょう。また、「もっとこうした方がいいよ」というアイディアも是非教えてください。
それでは早速、とりあえず今のところの「第二の家」HOME個別指導塾の「もしもの場合における」取り組みを説明していきます。日々日々お試し中ですが、気付きがあれば逐一良いと思った方向へ変わっていくとは思います。
オンライン学習室「HOME」の仕組み
基本的にはLINEと、ZOOMというビデオ会議アプリを使って運営していきます。LINEは今やもうみんなが使っている定番アプリですよね。助かります。
ZOOMは最近名前を聞く人も増えてきたのではないでしょうか。昔風に言えば、テレビ電話ができるソフトですね。こちらは月何千円かの有料プランに加入しました。時間と場所のコストをほぼ0にできる画期的なツールだと思います。
なお、先日指摘されたZOOMの脆弱性の解消法は下記のサイトをご確認ください。僕はマックユーザーだったので一安心でした。ちなみにこちら、ミーティングを主催する方のリスクについての情報なので、生徒の皆さんもご安心を。
では本題。それらを踏まえて構築した当塾のシステムはこんな感じです。
ちなみに、HOME NAMEとは教室のみで使うあだ名のようなものです。教室内でのランキング発表などに使っていた仕組みをそのまま踏襲しました。本名出すの抵抗あるかもなと考えました。
学習室では、基本手元を写してもらいます。マイクはオフです。ただ、入る時には「インターネットを使用した通話」を選んでもらいます。この辺りの設定は一枚にまとめて繰り返しお伝えします。
学習室ではみんな本気で勉強してもらいます。
その中で質問がある方には、手を挙げてもらいます。画面の中で手を挙げるわけじゃありません。ZOOMにそんな機能があるんですね。スマホだと「…」の詳細を押すとメニューに出てくるでしょうか。
手を挙げた子を見つけたら、こちらがブレイクアウトルームの機能を使って、質問対応所へ誘導します。「手を挙げてもすぐに対応できるかどうかはわからないよ」や「ブレイクアウトルームに誘われたら参加って押してね」と前もって生徒たちに伝えておくとスムーズです。
ちなみに、ブレイクアウトルームは設定でオンにしておかないとボタンすら出てこないので注意です。ちゃんと設定すると、ホストの(パソコンだと)右下らへんに出てきます。
詳しいブレイクアウトルームの使い方は検索すると出てきますが、このサイトなんかわかりやすいかも。とりあえずやってみるといいですよね。最初はわちゃわちゃすると思います。
また、ブレイクアウトルームに生徒と一緒に入ると、メインの学習室を見ることができなくなるので、うちではもう一つiPadを使って、学習室のルールを掲載すると共に、全体をいつでも見られるようにしています。
ちなみに、こちらが学習室ルール。これをiPadのプロフィールに貼っておきます。プロフィール画像が正方形がピッタリおさまるみたいなので、あえて正方形の形にしています。
手を挙げてもらって、質問所に来てもらったら、そこでは音声をオンにしてもらって、質問対応です。「画面を共有」ボタンから、ホワイトボード機能やまた別のiPadとつなげて解説をします。
これが基本的な流れです。
すでに活用されている方はご存知だと思いますが、「●●が出てこない!」や「音が流れない!」などトラブルは多発します。不具合が起こったら、「とりあえず入り直し」が合言葉です。
個人の実感値としては、塾という場が持つリアルに勝るツールではないですが、使い方次第で色々面白いことや成長を促す工夫ができるのではないかと思っています。もしかするともしかしたら近い将来、オンラインは世界の当たり前になっていくツールかもしれないので、今のうちに色々触っておいて勉強しておこうと思います。
「第一の家」での学びが充実するなら、それに越したことはありませんしね。
また、併せてスケジュール管理も考えています。
こういったスケジュール表を使って、時間割を作成してもらって、自立して勉強することに役立ててほしいと思います。可視化って大事だもんね。
おすすめアプリなど
生徒が「先生これ知ってますか?」と教えてくれたのですが、ZOOMに写る自分の顔を加工できるアプリ(ソフト)があります。さすがデジタルネイティブ世代。
SNAP CAMERA(スナップカメラ)というそうです。※4/21現在Mac上のZOOMとの互換が悪いようです。 ※6/4以下のリンクの設定で使えるようになるそうです。
初っ端の画面、英語だらけでビビりますが、恐れずダウンロードを押して、チェックを入れて、メアドを登録して、いくつか許可するだけで使えるようになります。詳しくはこちらのサイトでご確認を。
許可を得たら、ZOOMで使うのは簡単。選んだままZOOMを開くだけです。
「え、開いても変わってないんだけど」という方は、ZOOMにもう一度ログインし直すか、このアプリがカメラを使う許可をしているかどうかを確認してみてください。
一度変わったら、ZOOMを出なくても次々に変えることができます。豊富な効果の中から好きなものを選んで星印押して、いつでも使えるようにしておくといいでしょう。
ヒーロー?になったり、
フォートナイト風になったり、
新たなパワーに目覚めたり、
強そうになったり、
生卵になったりできます。
お化粧してくれる効果や、上記の生卵みたいに顔を出したくない人向けの効果もたくさんあるので、オススメですよ。
授業での使い所はそんなにないかもしれませんが。
また、ディズニーやピクサーからは、ZOOMの背景に使える画像が無料配布されています。
こちらも授業のアクセントにいかがでしょうか。なんだかみんなでこの難局を乗り切ろう感が有難いですね。
まとめ
さて、ここまで長々と書いてきました。長々と書いておいてアレですが、僕もまだまだ上手に使いこなせているとは言い難いです。
だけど、使っていけば、何か素敵なことができそうだなぁという予感はあります。
通信量やWi-Fi環境の問題だったり、操作性や機器の問題だったり、オンラインにはまだまだいろんな問題があるでしょう。でも、それは、やらない理由にはなりません。
「オンライン絶対!」と言いたいわけじゃないんです。アナログでもいいんです。FAXでもお手紙でも電話でも、使えるものはすべて使って、子どもたちの学びをサポートしていければと思います。
すべては子どもたちのために。
以下、オンライン系の記事の追記です。実際に稼働してからのあれやこれやについて書いています。
その後のオンライン運営の感想。
オンラインの仕組み続き。
5月もオンライン続行につき教室レイアウトを変更したお話。
ZOOMの説明書を作ったお話。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
進捗や変更点は塾生以外の皆様へは「勉強犬の部屋」にて随時お伝えしていきますね。
そして子どもたちの順応性はすごい。大人の想像の遥か上かも。