殺菌するということ 2
仙台で40年の自然食品の販売してます仙台恵友堂です。
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の記事で明日は添加物と宣言しておいて
突然マルシェの記事になってしまいました。
失礼しました。
ということで添加物。
先日の農薬についで添加物なんて
何で必要なのか?ということですよね。
これはもう完全に
- 安い原材料で本物に似せた味や食感を再現する
- 絶対に食中毒を出さないために強力に殺菌する
この2点です。
では本物というか昔々からの製法で作っている梅干と醤油と
今の西方でできているそれらしいものの決定的な違いを見てみましょう。
ここででてくる
グルタミン酸ナトリウム・ソルビンサン・酸化防止剤・かつおエキス・たんぱく加水分解物・合成着色料酸味料・甘味料
は全部添加物と保存料ですね。
醤油もぜんぜん違いますね。
これははっきり言えば
●醤油
●醤油のようだけれども発酵食品ではなく添加物によって作られたもの。
ということになってしまいます。
素材が多いほうが安い
不思議なことに梅と塩とシソだけの本物よりも
いろんな素材?がたくさん入っているほうが安く出来るのは
本当に変ですね。
それから本物の梅のような発酵食品の中でも塩が多いものは
保存料なんて入れなくても全然腐らないのです。
今の梅干のようなものは塩も少なめだし
発酵もさせている時間は無いし
殺菌力も何も無いので保存料も必要
というものになってしまっているわけです。
こんな不思議なものも本物も
梅干として
日本では売れるのです。
本物は面倒くさい
梅干は土用干しという天日で干したりする作業が必要なのですが
これとても面倒な作業です。
干したと思ったら雨で片付けなければならなかったり
風邪で吹っ飛んでしまったり・・・。
そんな手間を掛けた昔ながらの製法のものが
少なくなってきています。
1年で7kgの添加物
その結果がこれです。大人は1年で7kg以上の添加物。
1歳から6歳の子供も4.5kgも添加物を摂取しているんです。
厚生労働省 報道関係資料 - マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査
食品添加物一日摂取量総点検調査報告書
この添加物は
殺菌するための防腐剤と、
あまり良い原材料で無いので味も良くないので
味をよくするための調味料だったり
それらしくネバネバさせる添加剤だったりします。
次回、添加物の種類を少しやりたいとおもいます。
なんとかしないと大変だ!
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