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潜在意識はかけがえのない人生のよきパートナー

2020.05.20 05:32

思い通りの人生を歩むためには、潜在意識との関係がとても重要な役割を果たしています。


表面的な顕在意識だけで願っても、物事が成就することは難しいもの。


潜在意識の願ったことのほうが、現実として目の前にあらわれやすいのです。


物事がなかなか思い通りに進まないという人は、潜在意識との関係に問題があるケースが多いです。


自分の中にもうひとつの別意識である潜在意識がいることに気づかず、ないがしろにしてしまっている可能性が高いでしょう。


その結果、潜在意識と顕在意識のコミュニケーションがうまく取れないという状況が生まれます。


反対に物事がうまくいっている人の場合、潜在意識と顕在意識の関係が良好なため、潜在意識が顕在意識の願いを聞いて、それを叶えてくれるという好循環が生まれます。


常日頃から潜在意識の存在を無視したり、潜在意識のケアを怠っていると、潜在意識は顕在意識の願いを簡単には聞き入れてくれません。


その様子はまるで言語が異なるもの同士が会話するときのように、言葉や思いがうまく通じないのです。


たとえば、顕在意識が「お金持ちになりたい」と思うとき、その根底には「今の自分はお金に恵まれていない」「貧乏だ」という強い気持ちがあるはずです。


すると、潜在意識は顕在意識の「お金に恵まれていない」という根底の思いを叶えてあげようと頑張ってしまうことがあります。


結果として「お金に恵まれていない」という状況が続いてしまいます。


このようなケースだと、「お金持ちになりたい」と願うよりも、具体的に「〇〇したいので、これくらいのお金が欲しい」と思った方が、潜在意識には理解されやすいです。


潜在意識はとても寂しがり屋なので、自分に都合の良いときしか潜在意識の方を振り向いてくれない人には、そっぽを向いてしまう傾向があります。


さらに、顕在意識が自分の欲やエゴばかりを、潜在意識に押しつけていると、潜在意識はまるで子どものようにイヤという態度をとりはじめます。


いったん、へそを曲げてしまった潜在意識はいくら「ありがとう」と声をかけても、簡単には振り向いてくれなくなります。


また、困ったときだけ潜在意識にアクセスしようとする人もいますが、そのような態度は潜在意識を著しく傷つけてしまいます。


潜在意識とアクセスするためには、まるで自分の子どもを育てるような愛情が必要になります。


潜在意識は「ありがとう」などの愛情のある言葉、色、形、図形、光などが好きです。


ですから、カタカムナやクスリ絵、立体クスリ絵を潜在意識にアクセスするためのツールとして活用するのもひとつの方法です。


特にカタカムナは潜在意識が大好きな言葉です。


カタカムナウタヒを五・七・五調で唱えると、潜在意識にとっての子守唄のような働きをしてくれます。


カタカムナウタヒを童謡のように詠ったり、カタカムナの図像にぬりえをしたりすることはとても有効です。


どんなに顕在意識と潜在意識がすれ違っていても、潜在意識は「なんでこの言葉を知っているの?」「なんでこの図形を知っているの?」というように顕在意識の方へ注意を向けてくれるようになっていきます。


潜在意識から見れば、顕在意識が自分と繋がろうとしてくれていることを喜んで、自分という顕在意識の思いに耳を傾けはじめるようになっていき、顕在意識と潜在意識の距離はどんどん縮まっていくことでしょう。


すると、まるでアラジンの魔法のランプのようにすごい力を持つ潜在意識と完全につながると、顕在意識で思ったことが叶いやすくなっていきます。


ときに潜在意識は人生の道しるべや地図のような存在に、また経済的な問題を解決する銀行のような存在に、癒しの光を出して病気を治してくれる病院のような存在として、自分を支えてくれるかけがえのないパートナーです。


ですから、普段から意識して潜在意識に対して声をかけて感謝したり、一心同体であることを日頃から意識すると、潜在意識は喜んで顕在意識の頼みを聞いてくれるようになって、人生がハッピーになっていきます。


今まで潜在意識とのコミュニケーションを怠っていた人の場合、毎日ハートのあたりに手を置いて「潜在意識さん、今まで気づかなくてごめんなさい。これからは大切にするから許してください。ありがとう。愛しているよ。」と声をかけてみてください。


ハートのあたりにいる潜在意識の存在を意識して1日1回でもいいから言葉をかけてあげましょう。


潜在意識に自分で名前をつけて、毎日話しかけてあげるのもよいでしょう。


たとえ、すぐにうまくいかなくても、毎日ずっとやり続けていくと、ちゃんとアクセスできるようになっていきます。


顕在意識が潜在意識の存在に気づかず大切にしないと、潜在意識の力が弱まっていきます。


すると、霊のようなマイナスエネルギーの悪い影響を受けてしまうことがあります。


そうなると、人は本当の自分とは違う性格になってしまったり、怒りっぽくなってしまったりします。


本当の自分でいるためには、潜在意識がその力を十分に発揮できるようにすることが大切になります。


潜在意識の力が発揮されると、マイナスエネルギーをはね返すことができるようになります。


言い換えれば、潜在意識はまさに自分の守護神のような存在なのです。


また、潜在意識には、私たちを正しい方向に導く働きもあります。


もし何か起こった場合には、潜在意識にどうしたらよいのか聞いてみましょう。


その時にホ・オポノポノの4つの言葉「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」を唱えると、潜在意識が次にすべきことを教えてくれるでしょう。


自分が疲れているとき、思うように事が運ばないとき、人間関係で悩んでいるときなどは、ぜひ潜在意識に意識をむけてみてください。


カタカムナ・クスリ絵の学校

京都校校長

森 雅之

※画像はクスリエ「ウォーミングハート」。心が穏やかになりたい時に。見つめているだけで、自分と周りの世界をやわらかな光で照らしてくれます。


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