セバスチャン・バック / SKID ROW 結成まで
短いですが、つい最近公開された動画のご紹介です!
様々なアーティストを撮ってこられたフォトグラファー、マーク・ウェイスさんの写真集 "The Decade That Rocked" の発売に合わせたインタビューだと思われます。
このサムネイルのセバスチャンの顔色の悪さにビックリしてしまいますが(汗)、ロックに目覚めた頃~Skid Row結成までの流れが語られています。
雑誌からロックを学ぶ
オレが子供の頃、家にあったTVはカラーではなく白黒でね。
そんな環境だから、楽しむためには想像力がカギだった。こと、ロックに関して言うと、あの頃は雑誌しかなかったもんな、Rock Scene, CircusやRolling Stoneとかさ。
特にRock Sceneはオレのお気に入りでね、なんせ写真がたくさん掲載されていたから。
ニューヨークの街並み、クラブの様子やそこに集まる人々…他の雑誌よりとにかく写真が多かったよ。
オレ達はそうやってロックにハマって行ったんだ。
神秘的だったロックスター
動いたり話したりするKISS を観たことなんてなかったよ。あの当時、オレ達が見たKISS は全て写真の中だ。
そういった写真を壁に貼った部屋でレコードをかけ、それを眺めてイメージを膨らませながら音楽を聴く…これがロックの一部だったのさ。
そこにはロックスターたちの大いなる「神秘の力」が存在した。
ツェッペリン、AC/DCにヴァン・ヘイレン…彼らが実際に会える存在だなんて思えなかったよ。あの頃はミート&グリートさえなかったんだから。
彼らはまさに神のような存在だった。
SKID ROWへの足掛かり
2:02
その昔、オレはマッドマックスというバンドにいて、1986~87年ごろにデトロイトでマーク・ウェイス(フォトグラファー)に写真を撮影してもらった。
それがきっかけで彼の結婚式に招待されてんだけども、そこにはザック・ワイラント、後のザック・ワイルドも参加してた。
僕らは二人で彼のウエディングバンドを引き受けることにしたんだけど、その式の参加者の中に、ジョン・ボン・ジョヴィの両親もいたんだ。
彼らはオレの歌を気に入ってくれて、歌い終わった後、彼らのテーブルに呼んでくれてね。
そこで当時ボーカルを探していたジョンの友人のバンド、Snake(のちのSkid Row)にオレが合うんじゃないかって引き合わせてくれたのさ。
終/