仕事で「しなければいけない」と「してもいい」!嫌な仕事でも前向きになれる発想転換の方法
仕事をしていると捉え方一つで進む方向が変わることって沢山あります。
研修で「しっかり確認をしなさい」と口を酸っぱく言われてしまうと
わからなければ確認をしなければいけない
やる前にまず確認しなければいけない
などなど
縛られているというか、動きづらさを感じてしまうと思います。
ただ、どんな人は確認していいのか?の範囲って
経験や内容で変わってきます。
会社としてミスをするとシンプルにマイナスになるので、ミスを防ぐために足を止めてでも確認をする必要があるということで
「確認しなかったから」と怒る理由にするためにそのステップがあるわけではありません。
実は確認が出来るのはありがたい話で
当ブログでも頻繁に出てきますが
仕事は自己判断の精度を頻繁に求められ、自分で考えて決めていかなければいけません。
自営業などであれば全て自己責任ですので、確認にもコストが必要な場合も多いですが
雇われであって会社の名前を背負っての仕事である以上は
最終的には会社に責任がありますので、社内で確認が出来ます。
「自分だけで」決めなくていいんです。
お客様により良いサービスを提供したり
より自社の製品を魅力に感じてほしいから
ヒアリングで要件を確認するのも
義務でするわけではなく
相手にとっても必要だからしています。
ここでも確認が出来ます。
確認って負担に考える人は多いですが
「しなければいけない」と義務で捉えるから余計なやりたくない仕事と思ってしまうわけです。
確認も必要がないレベルで仕事が出来る人が
完璧に出来るのにその都度確認を求められるのであれば
それは足かせとなりめんどくさいと思う可能性はありますが
仕事の流れやルール上で必要であったり、会社としての意思と照らし合わせるために
むしろそういった人ほど上手く立ち振る舞って確認をします。
会社の費用で動いているので、それを使うと言う意味でも報告は「しなければいけない」ものですが
確認は仕事を進める上で必要だと理解されている「してもいい」コミュニケーションなんです。
甘えとまでは言いませんが
「ミスを起こさないように」と頼っていい部分がポジティブに考えると存在するという意味で
許されている状態です。
一定の責任や権限がある場合は「自分だけで」決めなければいけなかったり、立場があるから確認が難しいことだってあります。
何かあったら確認をしなさい!って言われてしまうと義務感からめんどくさいと思ってしまいますが
ミスをするくらいなら確認を「してもいい」という本来の意味がわかればし易くなりますよね。
「しなさい!」と強く言われると、言っても怒られるのでは?と行動にうつせなかったり
何も言われなければできたけど、萎縮してしまってできなくなったり
強いられると反発したくなったり
結局、確認が出来ない状態になってしまいます。
筆者も実際に確認をして
「もっと早くして欲しかった」と言われることはあっても
「何で確認をした?」と言われることはありませんでした。
上記のような確認が出来ない状態でミスを抱え込んで大事になったり
結局何も上手くいかなかったりと悪循環から仕事が嫌いになってしまうことだってあります。
伝え方もありますし
一度教えたことをもう一度聞くというのも、確認であってミスをしないためにすることです。
コミュニケーションの目的が本来は違うんです。
もちろん、同じ内容を何度も聞くと教えた側からしたら
ちゃんと覚えないから教えても無駄
と思われてしまうということもありますが、物覚えにも個人差はあって得意不得意もあるので
本来は一定の基準があるものではなく、それを理解してくれるかどうかも重要になります。
やり方を伝えたから終わり!と思ってしまう相手であれば「伝わる」ことを意識していませんし、教えることを負担に考えている可能性も高いので
教えた側の責任という視点で物事を見ません。
なので、もう切り離してしまうために2回目の確認を更なる負担と考えて嫌がります。
確認というコミュニケーションの例でお話をしましたが
「しなければいけない」と「してもいい」をどちらで受け止めるか?って場面は沢山あると思います。
「してはいけない」という話になると全く別のアクションが起きますので、それは悪循環を繰り返した結果として行動を制限される状態です。
ただ、理由もなく自分で考えろと突き放して結局教えてくれない環境を作られてしまったり
ルール上でも必要のない確認を日々強いられて疲弊してしまった場合には
あなたの仕事の足枷になっているだけの可能性は高く
あなたが本当に「やりたいこと」をするための苦労に含まれるのかどうかを判断しなければいけません。
その結果で悪循環に陥って自分に自信を無くしてしまうと、やりたいことにも辿り着けません。
そうなる前にチャレンジ出来る新しい環境を転職活動を通して見つけても良いでしょう。
まずは同じ内容でも「してもいい」の側面から考えるようにしてみてくださいね。
「しなければいけない」でも、まだ続けて期待はされています。
自分でやるかどうか決めていい状態でもあります。
「してはいけない」は諦めからきます。
その時にそれが自分自身が原因か?
環境要因なのか?
そもそもやり方が合っていなくて今のような状態になっているのか?
それは業界として職種として妥当な内容なのか?
どんどん客観的にしていき、事実を受け止めないとどのような選択をするにしても先に進めません。
受け止め方は自分で決められますが
相手との関係性や伝え方の内容でと傾いてしまうことも実際はあると思います。
判断をするために大事なのはこの部分とも言えます。どんなにポジティブに考えようとしてとネガティブになってしまったらそれは注意信号です。
客観的に判断する際に転職エージェントなどを活用してみると良いです。
色々と働き方が大きく変化している今だからこそ見えることもあります。
実際に動かなくても情報を集めて準備は出来ます。
準備期間は長い方がしっかりと考えや武器をまとめられます。
何が自分にとってのタイミングなのか?
自分のキャリアだけは自分で最終的に決めなければいけませんが、決められないことが多いからサポートするサービスが沢山あるんです。