コマンドラインが役に立った話
ここ数か月間、たま~にUNIX互換OSの勉強をしていて、だからコマンドラインの学習をしていたんです。
なんとな~くコマンドの使い方とか分かってきても、一体これをどう活用するの?どんな時にこれを使うの?ていうか使わないじゃん。意味あるのか?とずっと思っていたのですが、突然その知識が役立つ時がやってきたのです!
年度が変わったので、年次で集計作業があるのですが、今年はOSが変更になった影響で元になるファイルの拡張子を変えなければならなくなったのです。
そのファイルが10個とか20個とかだったらいちいち手作業で変更すればどうにかなるのですが、500個もファイルがあるんです。
さすがに500回もファイルを選択して拡張子を手入力で変えて・・・なんていう作業はやってられないですよね。
そこでコマンドプロンプトの出番・・・となったのですが、何故か今使っているコンピュータのスタートボタンが操作しなくなってしまいコマンドプロンプトを出せなかったのでWindowsのPowerShellを使ってreplaceで拡張子を一括置換しました。
「こういう時にコマンドを使うのか!!!!」と感動しました(笑)
数百個のファイルの拡張子が一瞬で変更できちゃうのです。これを手作業でやってたら30分はかかっていたでしょう。
ていうかそもそも話を元に戻すと、この集計作業も一人の担当者が丸数日間もかけて全部コピーアンドペーストの手作業でやっていたのを私が見るに見かねてVBAを使って自動化して作業時間を短縮したっていうだけの話だったのだ。
私がいなければ未だに今年も来年も再来年もこの先もずっとずっと何日もかけて手作業で集計をしていたのである。
そう考えると驚愕しかないし、「こういう事が出来ないか」って、もっと興味を持って調べてみれば少しは作業の手間や時間を縮小出来るんじゃないかと思うんです。
VBAの場合は単純なForステートメントとか条件分岐だけの内容ではないから少しハードルが高いかもしれないけれど、Power Shellだったらインターネットでググればカレントディレクトリに移動して拡張子名をリプレイスするなんてすぐに出来そうなものなのに・・・
調べればバカでも出来ると思うんだ。私が出来る位なんだから相当なバカでも出来るはず。だからアホやバカが罪なのではなく無知が罪なのである。
知らない、知ろうとしない
それが最大の罪なのだと私は思っている。
まずは知る事。知ろうとする事、関心を持つ、世の中にどんな情報があるのか、目的を達成するためにはどんな手段があるのかを知る。
知ったらそれが出来そうかどうか判断もつくだろうし、無謀でもチャレンジしてみる意義はあると思うんだ。
やってみて途中で挫折してやめたっていいと思う。でもそれでも一つ知識が増えるのだから、何も知らないよりは手を打てる可能性が高まると思うんですよね。
ま、こんなことをこの職場で言ってても仕方が無いんだけど(笑)
これまでずっとそういう場所でそういうやり方でやってきたんだろうし、だからこそこういう向上の無い環境で10年以上も働き続けられるんだろうし。
普通だったら耐え切れないと思うけどね。一切の成長が無いもの。
少しでも自分を成長させたい、レベルアップしたいという気持ちがあれば何かしら自分で動いて別の環境へ移動すると思うんですけどね。
パワーシェルの教材、こちらがおすすめらしい。買ってみようかな。4400円・・・高い・・・ちょっと手を出しづらいお値段。
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