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国試塾ネクストステージ

午前第20問

2020.04.07 13:25

 85歳の女性。自宅仏壇のろうそくの火が右袖に引火し、右前腕から前胸部および顔面にⅢ度5%とⅡ度15%の熱傷および気道熱傷を受傷した。受傷翌日には前胸部から右前腕前面にかけて植皮術を実施した。

 術後早期から開始する理学療法として正しいのはどれか。

1. squeezingによる排痰を実施する。

2. 前腕は最大回内位に保持する。

3. 肩関節は外転位に保持する。

4. 筋力増強運動は禁止する。

5. 起立歩行は禁止する。


解答: 3


解説

 前胸部熱傷では、肩関節内転拘縮を来す。よって、肩関節を外転位に保持する。