ちいさな鉄瓶
2020.04.07 14:06
南部鉄器には「鉄瓶」と「急須」の2種類があります。
何がどう違うのかというと
「鉄瓶」はヤカンのように火にかけて、お湯を沸かす道具として使うもので、内面が「黒色焼き付け」または「素焼き」になっています。取っ手のつるは固定式が多いです。
「急須」はというと、これは陶器などの急須と同じように、付属の茶こしにお茶っぱを入れてお湯を注ぎ、一般的な急須としての使い道となります。内面は「ホーロー加工」でコーティングされているものが多く、サビはでませんが鉄分も溶出されません。取っ手のつるは可動式で倒せるタイプになります。
これまでは、これら2種類をそれぞれ用途に応じて利用してきたわけですが、数年前からリクエストで「急須を鉄瓶のように使いたい」「内面コーティングされていない急須がほしい」という声が聞かれるようになりました。
すでに「内面・黒色焼き付け」の小さい急須鉄瓶は出回りはじめているようですが、今回「内面・素焼き」の可愛い水玉ポットを仕入れ予定です。
4月末までにはショップで紹介予定ですのでお楽しみに☆