アンティーク風? ワークデスクの製作
2020.04.07 22:17
今回は、家事の合間など、パソコンなどお使いになってお仕事や手作業をしたいという、高齢者の奥様からのオーダーでした、予算的にもあまり費用かけなく「テーブルでいいから」とのことで、この場所に収まるものをお願いしたいということでした。
材料は、費用を抑え、無垢材ではなく合板や赤松材などをアレンジして、お部屋や家具とのバランスからアンティーク風に仕上げることにしました。
相変わらず「実用家具」の製作です。
まずは、脚部からです。
製材してカットした材料を組んでいきます。
次に着色します。水性ステインで「ウォールナット色」です。
脚は移動や運搬など考慮しテーブル板にボルト止めする構造です。
次にテーブルです。
厚さ18㎜のシナランバーに厚さ15㎜のラワン合板type1を補強用と、脚部取り付け鬼目ナット埋め込み用として裏側に貼り合わせています。
脚部と同様に着色し、仕上げはカウンター用ウレタン塗装をこてバケで3回塗っています。
木口には「栗」の単板、厚さ7㎜を貼り付けてあります。
裏側の構造です。
脚部の下側にはフェルト貼り付けです。
このようにして完成しました。
昭和初期の学校のデスクっていう感じでしょうか。しっかりしてますよぐらぐらしません。
かなり、時代を感じさせる風合いになりました。
こちらを納品させていただきました。
いい感じです。うまく収まりました。
ということで、奥様は期待以上の出来栄えだったそうで感動してらっしゃいました。
家事の合間にちょっと本を読んだりパソコンを開いたり、手芸などの細かい作業を行うなどワークテーブルがあるといいですよね。
おやくにたてて良かったです。お仕事に感謝ですね。
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