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ブーケ_花とギフトの店 ARNE

はるかのひまわり

2016.05.13 08:58

【Relaxing stroll】

うどん屋さんを経営されていた藤野芳雄さん(享年60歳 2012年永眠)が

毎年種をまき、育てていらっしゃったひまわりがあります。

「はるかのひまわり」


阪神大震災でご近所だったお嬢さん

ご自宅の下敷きとなってしまった

当時11歳の

加藤はるかさんという女の子がいらっしゃいました。 

夏が来ると
その自宅跡地に、

ひまわりが咲き誇りました。

藤野氏は、
「はるかのひまわり」と名付け

毎年咲かせてきました。

はるかちゃんを偲んで、

震災で亡くなった方々のご供養のため、

人と人の繋がりを思って、

大事なことを忘れないため


もっともっといろいろ思っていらっしゃったのかもしれませんし

ただ、無心で咲かせていらっしゃったのかもしれません


でも、
このひまわりが、
その後

日本中の多くの方を元気づけ、
21年の歳月を

一緒に生きてきた足跡があります。


私がはるかのひまわりを知ったのは、
12年前、このプロジェクトを牽引しサポートしていらっしゃっる
松島俊哉さんとの出会いでした。

「ひまわりを配布して育ててるんですよ」
そんな普通のお話しから


今年もKIITOの裏にこっそりと植えました。

私の手元に来て9代目(?)のこの種は、
(花が小さすぎて種が取れなかった年があったので・・)

ずいぶん小さくなってしまって

今年咲いてくれるかどうか心配です。

できるだけのことをして
芽が出てくれるのを待ちましょう。


きっと咲いてくれる。


また報告いたしますね。



花とともに

KAMOE&ARNE

にしむらゆき子