リフォーム営業塾 vol.27~大規模リフォームと恋愛とパチンコの共通マインドとは?!~
リフォーム専門のコンサル業で活躍するGRiMZの越光雅也さんに今回は大規模リフォームの受注が上手く行く時のマインドについて教わる。
著者はこの方
GRiMZグリムズ 越光 雅也代表
会社員時代は主に住友不動産のリフォーム事業に従事。営業マンとして全国売上1位を2度獲得。最年少で管理職に就任後も支店の売上を4年で6倍に伸ばし、同社の神奈川や東京の支店長を歴任。現在は“企業にリフォームを教える専門コンサルティング会社”GRiMZ(株)代表取締役社長。クライアントの業績upに大きく貢献。更に、業界では初となるwebでリフォーム事業の全てが学べる「リフォームアカデミー」を開校。その代表講師も務める。
大規模リフォームと恋愛とパチンコに何の関連性があるのか疑問に思うかも知れない。しかし、これらには共通するマインドがあり、そのマインドこそが大規模リフォームを受注する上でとても重要になってくるのだ。
共通するマインド3つの事例
例1) 恋愛
「もう何年も彼氏や彼女がいないから、このチャンスは絶対ものにしなくては!」とか、「この婚期を逃すと一生シングルっぽい…」等と思っている時に限ってなかなか彼氏彼女ができない。
逆に、彼氏彼女がいる人や既婚者の方がモテたりする。なので、今のままではヤバイと焦っている人にとっては、まさに『世の中どうかしてるぜ!』である(笑)。
例2) パチンコ
「今月は何かと物入りなので今日は絶対に負けられない!」とか、「全部使ったら嫁に殺されるだろうな…」等と思って行くと、先ず負けるし殺される(笑)。
ところが、お客さんからアポ直前に『1時間ほど遅らせてほしい』と連絡が入り、『それなら1時間だけ』と思って行くと出るわ勝つわで、今度は逆に『お客さん1時間ほど遅らせて下さい』となる(笑)。
例3)大規模リフォーム
「今月は厳しいから、どうか今直ぐ客が現れますように!」とか、「どうか月末までにOKの連絡が来ますように!」等と祈っていると、先ず現れないし音信不通になる。
ところが、『今月は忙し過ぎてもう請けられない』とか、『このタイミングで大型案件はキツイ』といった時は重なって受注になる。東京人でも『なんでやねん』となる(笑)。
しかし、これらの不思議な現象には共通点がある。上手く行かない方はヤバイという焦りから、フンガフンガと鼻息が荒くガッツキ感が半端ない。一方、上手く行く方には余裕がある。つまり、リフォーム営業においても、この”余裕を持つ”といったマインドが重要なのだ。とはいえ、単に余裕を持てば良いという事ではない。数字も無いのに余裕を持っているのはただのバカ(笑)。そういう事ではなく、真面目にコツコツ数字を積み重ねて月の予算達成が見えた者や、または既に達成できた者が安心感から得られる心の余裕が重要なのだ。
このように、実に非論理的ではあるが、これは過去に自分も体験したし、今もクライアントの社員の方々を見ているとそうなっている。従って、”余裕を作る”為の努力を是非、してもらいたい。そうすれば『ありがたいけど何で今月に入るかな~』って事が多々起こり得るだろう(笑)。