重層世界
栃木県 宇都宮市 手前のビル、もや、幾層もの雨雲、その背後にある茜色の雲、そして青空。世界は重層~~
ひたすらに翔る烏や雲の峰 高資
西日ならではの光景でした。雲は見ていて飽きませんね。あの雲の中で氷晶が激しくぶつかり合っていると思うとほんとうに不思議な気がします。
https://note.com/minoriwonderland/n/n0d5fcdde1f50 【この世界は多重世界だ】
私たちの生きている世界は多重世界だ。
ただ1つの世界に見えて、いくつも世界が重なる多重世界。
私は私の感覚でもって世界を生きて、世界を捉えている。
それが私の世界。
私の世界と重なって存在して、あなたの感覚でもって世界を生きて、世界を捉えているのが、あなたの世界。
意志を持ち、存在しているものの数だけ世界は重なり、広さを持ち、厚みを持ち、どんどん大きくなっていくのが"世界"。
目に見えないこの広さと厚みをどれほど捉えることが出来るのか。
それが生きている世界が違うということ。
何を見たいのか、どんな風に見たいのか、世界の形は簡単に変わる。
人とぶつかり合うのは見えないけど、存在しているそれぞれの世界の形を把握して、尊重していくため。
人の世界を器用に生きて、人の世界を包むように尊重できる人はきっと今まで散々人の世界とぶつかり合い、侵略され、侵略してきた人。
https://ameblo.jp/peacemaker-c/entry-12313749593.html 【一人一宇宙】 より
私たちの人生は自分なりの解釈の上に成り立っており、ありのままの人生ではない。
アンソニー・ロビンズ
最大の不幸とは物事を悪く考えることではないか。
人が想像する不幸は、決してあるがままの不幸ではないということを知るだけでも、すでにかなりの成功である。
アラン
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
フリードリヒ・ニーチェ
私たちの認識するこの世界はその人が
何を重要としているのかによって決まります。
例えば、朝起きて「今日は良い朝だ。」
と考える人と、「今日は悪い朝だ。」
と解釈する2人が居るとします。
どちらが事実でしょうか?
答えは、
どちらも事実ではなく、今日の朝は「ただの朝」です。
なんの意味も持たないただの朝。
しかし人間は物事に意味づけをしたがる生き物ですから、ただの朝に何かしらの解釈を加えます。
どうせ意味づけをするのなら、感情が望む方向にへと意味づけをしたいものですよね☆
その為には「思考の限界」を知る必要があります。
違う言い方で言うなら、「自我の構成を知る」とも言えると思います。
その答えが「不完全性」
良い朝だと解釈しても絶対にそうだと定義はできません。
悪い朝だと解釈しても絶対にそうだと定義はできません。
そもそも扱っているのが、言語である時点で不完全。
上文の選択は極に答えは出せず、無限論になります。
そして最終、「どちらでも良い」が最も楽であることに気づきます☆
どちらが良いか悪いかと言葉で判断するのではなく、何をしたいのかを感情に聞く。
そして、認知科学を学べば「どうせなら良い朝だと解釈しよう☆」と考えることが出来るようになります☆
言葉→映像→感情
言葉を脳は映像として投影し、投影された映像がそのまま感情にへと移り変わります。
例えば出勤の朝に「今日は雨だから、良い日にはならない。」という言葉を使ったとします。
人間は意味を持とうと追求する生き物ですから、そのイメージ通り、脳は良い日ではない理由を物理空間の中から見つけだし、「やっぱり良い日ではない」と思考の矛盾を無くそうとします。
逆に「今日は良い日になりそう☆」という言葉を使えば、良い日になる理由を脳は無意識によって見つけてきます。
自分が乗ってる車と同じ車種がよく目に入ってくるとか、テレビを購入しよう考えてから世の中にある広告などが目に入る、などという経験皆さん誰もが持っているはずです。
私達人間の脳はその人が何を重要としているのかによって見えてくる世界は変わります。
だからこそ、より良い言葉を使ってそれを脳に重要なものと認識させ、ネガティヴな言葉を使った場合にはすぐに切り替えて感情をより良く保つことが大切です☆
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございます☆
◇今日の名言◇
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
アラン