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〜田村 典子 Noriko Tamura〜ソプラノ歌手 オフィシャルサイト

最愛の師匠の死

2020.04.08 15:19

大学時代から先月までレッスンに通わせていただいていた、鈴木寛一先生が亡くなられました。


少しずつ、門下生の方が公開されているので、掲載させていただきます。


よくご体調を崩されていました。

それでも最後までレッスンをしてくださいました。先生の温かい歌声が大好きでした。


先生の厳しいレッスンを受けながらコンクールを受け、1月にリサイタル。


出産前、最後のレッスンが先月。

その頃には酸素ボンベを日常的にされていました。私の赤ちゃんに会えるのが楽しみだ、お前が妊娠するなんてな、と。


最後の曲がフォーレのレクイエム。

先生がすすめてくださったのです。

「この曲を自分の葬式で嶺(先生のご友人)に歌ってってお願いしたのに、嶺は先に逝ってしまったんだ」とよく話しされていました。


先生との思い出が多すぎて、思い出すだけで

涙が止まらないです。でも思い出さずにはいられないし、しばらく思い出の中に留まっておきたいのです。


次のレッスンは出産後にしましょう、

と言われた時。


次があってほしいと願った。切実に。


私の体は正直限界だった、でも、

産後はいつ復帰できるんだろう。

先生はいつまで生きててくれるんだろう。

息が続かなくなったって、声はまだ出る。

2月、3月は電車に乗って通えなくなり、旦那さんに車で送ってもらうようにお願いして、

レッスンに通っていました。


今後...歌はもちろん続けますが、(今も毎日練習しています、お腹重いですが...立って歌い続けるのはしんどい)今は辛い気持ちでいっぱいなのと、お産に向けて頑張ろうと思っています。


大学卒業の時の写真です。

先生、本当にありがとうございました。